2020.03.22

みんな真剣に考えて!
新型コロナウイルスの感染が世界的に拡大する中、テイラー・スウィフトさんやアリアナ・グランデさんなどがファンに自粛を呼びかけています。


連日報じられているように、アメリカでも感染者が急増。カリフォルニアやニューヨークなどで住民に外出制限がかけられるなか、セレブたちはどうしているのか?

基本的にはみんな自宅にこもって自主隔離中。SNSを使って、ファンにメッセージを発信するセレブも多い。

中でも、若いファンに対し「もっと真剣に考えて」と呼びかけているのが、テイラーとアリアナ。というのも、若者たちのなかには「たいしたことない」「自分は大丈夫」と甘く見る人が結構いるから。

特に今アメリカは、大学生がパーティーでバカ騒ぎをする“スプリング・ブレイク”の時期とあって、警告を無視してパーティーで浮かれまる学生も。

テイラーは、「今は予定をキャンセルして、できるだけ自主隔離をするべき。自分は平気でも、高齢者や重症化しやすい人を感染させてしまうかもしれないのだから」と忠告。

そしてアリアナ・グランデは、「今の状況を軽く見るのは、ものすごく危険で身勝手なこと。もっと他の人たちのことを考えて」と呼びかけている。

パニックからヒット曲。
人気ラッパーのカーディBさんの声をサンプリングした「コロナウイルス」という曲が、アメリカで思わぬ人気を呼んでいます。


新型コロナウイルスでパニクっている動画をSNSに投稿したカーディB。「なんかよくわからないけど、メチャメチャ恐い」と放送禁止用語を交えながらわめき散らし、ハイテンションで「コロナウイルス」を連呼している(しかもスケスケの服で!)。

その支離滅裂な慌てっぷりがカーディならでは、と話題を呼んだのだが…なんと! この動画の音声をサンプリングした、その名も「Coronavirus」という曲が人気に。

曲を作ったのはニューヨークのDJ、iMarkkeyz。妙にキャッチーでクセになる曲で、世界各地のiTunesチャートに入り、アメリカではまさかのトップ10入り。

これに対してカーディは、「ちょっと待って。このDJとレコード会社に連絡して、お金をもらわなくちゃ」とSNSに書きつつも、印税を新型コロナウイルスの影響で解雇された人たちに寄付することを表明。

だから盗作じゃないんだってば。
ケイティ・ペリーさんの2017年のヒット曲「Dark Horse」が盗作かどうかをめぐる裁判で、一度は敗訴したケイティさんが控訴審で逆転勝訴。いったいなぜ?


2017年のヒット曲「Dark Horse」が、フレームというラッパーの曲「Joyful Noise」に似ている、これは盗作だ!と訴えられていたケイティ・ペリー。

昨年行われた裁判では、ケイティ側が敗訴。つまり「盗作である」と判断され、ケイティを含む6人のソングライターとレコード会社に、総額およそ3億円の支払いが命じられた。

ケイティは納得できず控訴したのだが、17日に出た判決は「盗作ではない」というもの。なぜくつがえったのかというと……先日、レッド・ツェッペリンの「天国への階段」が盗作かどうかをめぐるやり直し裁判で、ツェッペリン側が勝訴、「盗作ではない」とされたから。この結果をケイティの弁護士が判例として持ち出し、それが根拠となって逆転勝訴した!

同じように今、2014年のヒット曲「Thinking Out Loud」をめぐって盗作疑惑がかけられているエド・シーランも、ツェッペリンの判例でかなり有利になる見込み。