2020.04.12

おうちで世界とつながるコンサート。
日本時間の4月19日、レディー・ガガさんやエルトン・ジョンさん、ポール・マッカートニーさんなど豪華アーティトが出演するバーチャル・チャリティ・コンサートが開催されることになりました。


新型コロナウイルスと戦う世界中の医療関係者を支援しようという動きが広まるなか、大規模なチャリティ・コンサートが発表された。これは世界保健機関(WHO)とレディー・ガガがタッグを組んで行うもので、タイトルは「One World Together At Home」。

その名のとおり、おうちで楽しむバーチャル・コンサート。出演はレディー・ガガの他、ビリー・アイリッシュ、クリス・マーティン、エルトン・ジョン、ジョン・レジェンド、リゾ、ポール・マッカートニー、スティーヴィー・ワンダーなどなど。

開催はアメリカ東部時間の4月18日夜8時、日本時間の19日朝9時から。YouTube、Apple、Facebook、Instagram、Twitterなどでライブ配信される。寄付を呼びかけ、集まったお金はWHOが設立した新型コロナウイルスの対策基金にあてられる。

どういう形式でやるのかは明らかにされていないが、当然、出演者が1か所に集まることはできないし、バックバンドや収録・中継のためのスタッフも限定されるはず。そんな中、多くのアーティストが最前線で働く医療関係者のため、そして私たちのために演奏してくれます。

私たちにできることを考えました。
新型コロナウイルス対策のため、他にも多くのアーティストが多額の寄付をしたり、アイデアを凝らした支援をしています。


新型コロナウイルスとの戦いでヒーローになっているのは、レディー・ガガだけじゃない。たとえばU2は、地元アイルランドに12億円というケタ違いの金額を寄付。政府がこのお金で防護服と人工呼吸器を購入し、すでに第1便がダブリンに到着した。

そしてリアーナも、医療関係者やホームレス、さらに外出禁止で増えているというDV被害者の救済のために、多額の寄付をしている。

もちろんお金だけでなく、アイデアで貢献するアーティストも。このほどワシントンにある小児病院をバーチャル訪問したのが、カミラ・カベイヨとショーン・メンデスのカップル。

2人は一緒に自主隔離中なのだが、病院の看護師さんがタブレット端末を持って病室をまわり、入院中の子供たちとテレビ電話で会話をしたり、一緒にダンスを踊ったり。ほほえましい光景が繰り広げられた。

将来、大物が育つかもしれません。
世界で外出自粛が続く中、オンラインで新たに楽器を習い始める人が増えています。


外出自粛が続くなか、何か新しいことを始めたいという人が増えている。「そうだ!いつか楽器を習いたいと思っていた」ということで、楽器のオンラインレッスンが人気。

アメリカの例でいうと、「Music To Your Home」というオンラインレッスンのサービスがあって、幅広い種類の楽器を学ぶことができる。

もともと人気のサービスだったが、いまは受講生が昨年の20%増し。特に希望者が多いのは、ピアノ、ギター、そして歌だそう。同じくオンラインレッスンを提供している「Lessonface」というサービスでは、3月以降、受講者がそれまでの10倍に!

また、ギターのメーカーとしておなじみのフェンダーでは、「Fender Play」というギターのレッスン用アプリを提供しているが、外出を自粛している人たちのため、3ヵ月無料でレッスンが受けられるという太っ腹企画を実施中。