2020.05.10

読み方がまったくわかりません。
5月4日、シンガーのグライムスさんと実業家のイーロン・マスクさんとの間に、第一子となる男の子が誕生しました。問題は、お子さんの名前です。


このほど男の子を出産したカナダの不思議ちゃんシンガー、グライムス。父親はスペースXやテスラのCEOとして知られる実業家のイーロン・マスクで、2年ほど前から交際中。

グライムスにとっては初めての子供、イーロンにとっては6人目だが、彼は4兆2千億円の資産を持つ世界23番目のお金持ち。子供が100人いても大丈夫!

で、問題は子供の名前。公表された名前は「X Æ A-12」(ÆはアルファベットのAとEを合体させた文字)。まるで暗号のようで、アメリカ人でもどう発音していいかわからない。

インタビューで読み方を聞かれたイーロンは、「“X”はそのまま“エックス”、“Æ”は“アッシュ”、“A-12”は通称“アークエンジェル”と呼ばれる大好きな偵察機の名前から取った」と答えた。

じゃあ「エックス・アッシュ・アークエンジェル」と読むのかと思いきや……グライムスはツイッターで違う説明をしている。

「“X”は未知の変数。“Æ”は私のエルフ語の綴りで“愛”もしくは“A.I.”(人工知能)のこと。“A-12”は私たちが好きな航空機の名前よ」と。

結局、正しい読み方はいまだにわからない!

慣れない作業に気をつけましょう。
クイーンのギタリストのブライアン・メイさんが、新型コロナウイルスの影響でお尻を負傷。いったい何があったのでしょうか?


先日、マスクをつけた顔写真と、車イスに乗って病院の中を移動する動画をインスタグラムに投稿したブライアン・メイ。コロナにかかってしまったのか?と思いきや、そうじゃない。

じつは自主隔離中にガーデニングにハマったそうで、土いじりに夢中になりすぎて、お尻を痛めてしまったそう。

病院で検査を受けたところ、大殿筋(だいでんきん=お尻の筋肉)がズタズタになっていたそうで、いまは介助なしで歩けないし、眠れないほどの痛みがあるとのこと。

「自しばらく家で安静にしていれば治るから、同情しなくていいよ」とインスタに書き添えているが……。
[ Brian Harold May(@brianmayforreal) Instagram ]

新時代のコンサート?
世界各地でコンサートの中止が相次ぐなか、ドイツで、「ソーシャル・ディスタンシング・コンサート」が行われました。かなり変わったイベントだったようです。


先日ドイツで行われたのが「ソーシャル・ディスタンシング・コンサート」。観客同士が距離をとって観るコンサートか?と思ったら大間違い。観客は自家用車で参加し、車に乗ったまま観る。いわばドライブイン・シアターのコンサート版。

演奏したのはドイツのローカルバンドで、会場はもちろん屋外。参加できるのは車1台につき大人2名と子供1名まで。係員の誘導に従って車を停め、車からは降りられない。音は車の中で、ワイヤレスで聴くことができる。

コンサートの様子を写した動画を見ると、会場に数百台の車がびっしり並んでいるのに、人の姿はない。曲が終わると、拍手の代わりに、会場の車がいっせいにホーンを鳴らしたり、ライトを点滅させるという、なんともシュールな光景が繰り広げられた。