2020.05.31

え、そんな大変なことになっていたんですか?
ロックバンド、クイーンのギタリストであるブライアン・メイさんが心臓発作を起こし、手術を受けていたことを明かしました。


ブライアン・メイといえば、今月初めにガーデニングをしていてお尻の筋肉を痛め、病院で治療を受けた話が伝えられたばかり。ところが…不運はこれだけじゃなかった。

ブライアンがインスタグラムに投稿した動画のなかで語ったところによると、お尻の痛みに苦しんでいるさなかに、今度は軽い心臓発作に見舞われたそう。

胸の痛みと圧迫感が40分ほど続き、「ヤバいな」と思って主治医に電話。病院で検査を受けたところ、動脈が3か所で閉塞していることがわかった。

手術を受けて回復し、今はなんともないそうだが、ブライアン曰く「死ぬところだった」と。「自分は健康だと思っていたのでショックを受けた」と話しているが、御年72歳、新型コロナにもかからず、ケガも心臓発作も生き延びたのだから、まだまだ大丈夫!

ブライアンも呼びかけているが、健康に自信がある人もちゃんと検査を受けましょう。

心温まる話です。
自身が描いたスティングの肖像画を本人に渡して欲しいと言い残して亡くなったニューヨークの警察官の願いが、無事叶えられました。


これはニューヨークで警察官を20年間勤めたドミンゴさんという、今は亡き男性の話。

娘のエリザベスさんによると、ドミンゴさんは絵を描くのが好きで、若いころは画家を夢見ていたが、家族を養うため警察官になった。

そんなドミンゴさんが昔描いた1枚の絵が、スティングのポートレート。アルバムのジャケットを見ながら描いたそうだが、かなり上手い。その後は仕事が忙しくて、絵を描くことをやめてしまったが、引退したらまた描きたいと言い続けていた。

しかし、その夢を叶えられないまま、ドミンゴさんは病気で他界。死の間際に、エリザベスさんがスティングの絵を見つけ、「お父さん、これどうする?」と尋ねたところ、ドミンゴさんが「スティングあげてくれ」と言ったそう。あまりの無茶ぶりに笑ったものの、お父さんは本気!

で、父の最後の願いをどうやったら叶えられるか考えたエリザベスさんは、この話をブログに投稿。すると…スティングの娘で女優のミッキー・サムナーの目に留まり、最終的に、絵は無事にスティングの手に渡った!

スティングが絵の横で、絵と同じポーズをして撮った写真がインスタグラムに投稿されている。SNS時代のミラクル!

その発想に、頭が下がります。
ラッパーのフロー・ライダーさんが、新型コロナウイルスで窮地に立たされた地元の人たちを救おうと取った大胆な方法とは?


新型コロナウイルスの影響で困っている人やコミュニティを救おうと、アーティストたちがさまざまな支援をしているが、ラッパーのフロー・ライダーがすごいことをやっている。

地元フロリダの人たちが1日も早く経済活動を再開できるようにしたい、それにはみんなが検査を受け、安全に職場に戻れるようにすることが大切——というわけで、自費で検査システムを作っちゃった。

彼が主治医のドクターと協力して作ったのは、フロリダのあちこちを車で移動しながら検査ができる「Asktabs Mobile Wellness Center」という検査カー。最大14人のスタッフをそろえ、1日あたり1500人の検査ができるそう。

かかった費用はおよそ1億6千万円! 費用もすごいけど、発想もすごい。

フロー・ライダーはこれまでにもフロリダを中心としたさまざまなチャリティに協力していて、いまや地元の名士。