2020.06.14

バンド名に思わぬ意味が。
アメリカの人気バンド「レディ・アンテベラム」が、このほどバンド名の変更を発表しました。しかも世間のみなさんに謝罪していますが、いったいなぜ?


グラミー賞を7回受賞している男女3人組のカントリー系バンド、レディ・アンテベラムが、突然、改名を発表。

一体なぜかというと……アメリカで白人警官が黒人男性を死なせた事件をきっかけに、人種差別に対する意識が高まっている影響。

「antebellum」は英語で“戦前の”という意味で、とくにアメリカでは“南北戦争前”をさす言葉。14年前にバンドを結成した当時、初めて写真撮影をしたのが、アメリカ南部にある戦前の古い邸宅だったので、それにちなんでバンド名をつけた。

その時はあまり深く考えていなかったものの、今思うと、南北戦争前の奴隷制を連想させる言葉なので、みんなで話し合った結果、改名することに。

「言葉の意味合いに考えが至らず、恥ずかしく思う」と謝罪した。いま人種差別問題があらゆるところに影響しているが、まさかバンド名にまで及ぶとは。

ちなみに改名後の名前は「レディA」にすると発表したが、同じ名前を20年以上使っているシアトル在住の黒人ブルースシンガーがいて、「いきなり名前を奪われた」と怒っているそう。

え、こんなところにも影響が?
グラミー賞を主催するアメリカのレコーディング・アカデミーが、賞の部門の名前を一部改めると発表しました。


アメリカで人種差別撤廃を求める声が高まるなか、グラミー賞を主催するレコーディング・アカデミーが、これまであった「最優秀アーバン・コンテンポラリー・アルバム賞」という部門の名前を変更すると発表。来年からは「最優秀プログレッシブR&Bアルバム賞」という名前になる。

何が問題なのか?というと、“アーバン”という言葉の使い方。70年代から使われ出したこの言葉、おもに“黒人による作品”を意味することが多かった。「アーバン・コンテンポラリー」=「現代的な黒人音楽」といったニュアンスがあるので、それを廃止しようと。

アリアナ・グランデやザ・ウィークエンドが所属するアメリカの大手レコードレーベル《リパブリック・レコード》も、今後R&Bやヒップホップ系のアーティストに対して、“アーバン”という言葉を使わないと発表している。

マスク姿で結婚したくない!
今年8月に元パーソナル・アシスタントの女性と結婚式を挙げる予定だった元オアシスのリアム・ギャラガーさんですが、来年に延期することを決めたようです。


現在婚約中のリアム・ギャラガー。お相手は、彼のパーソナルアシスタントを務めていた10歳年下のデビー・グィザーさん。

昨年8月にイタリアのアマルフィ海岸でプロポーズ。今年の夏にイタリアで結婚式を挙げる予定だったのだが…、新型コロナウイルスの影響で来年まで延期することに決めた。理由は、「マスクを着けた姿で結婚したくないから」。

3ヵ月前、ファンから「コロナが流行っているけど、結婚式はどうするの?」と質問されたリアムは、「予定通りやる」と断言していたが、やはりまだできる状況ではないと判断したよう。

ちなみに、結婚式に備えてダンスのレッスンをしているというリアム。
1年延期したおかげで、ダンスの腕を磨く時間ができたよう! リアムがダンス? どんなダンス?

ついでに、兄ノエルに出席してもらえるよう説得する時間もできたわけで、アニキは来年の結婚式に来るのか!?