2020.11.22

投げます、入れます、飲みまーす!
大の“ビアポン”好きとして知られるラッパーのポスト・マローンさんが、セレブなお友だちとビアポンの腕を競う番組を立ち上げました。


以前にもご紹介したとおり、ビアポンはアメリカ発祥のパーティーゲーム。ビールを注いだカップにピンポン玉を投げ入れて勝敗を競うという酒飲みのためのゲームで、ポスト・マローンは、コンサートの楽屋で毎回ビアポン大会をやるほどのビアポン好き! 今年の夏、「ワールド・ポン・リーグ」という名前を商標登録し、世界大会の開催に乗り出した。

そしてこのほど《Post Malone's Celebrity World Pong League》と題した番組の配信がスタート。ホスト役はもちろんポスト。彼がさまざまなセレブとビアポンの腕を競い合うというおバカな番組で、ディプロやドージャ・キャット、ホールジー、ジェイソン・デルーロなどが続々と登場予定。まずは10回分のエピソードがFacebook のメッセンジャーアプリとインスタグラムで配信されることになっていて、すでに初回は配信済み。

ポストはビアポン用のオリジナルグッズの販売も目論んでいるそうで、酒飲みゲームもここまで来ると立派。

確かに、モヤモヤする話かも。
個性派シンガーのグライムスさんが、地元カナダの非営利団体から、アーティストに支給される高額な支援金を受け取っていたことがわかり、非難の声が上がっています。


コロナ禍で、音楽系のアーティストたちが苦労しているのはどこも同じ。カナダでは経済的に苦しいアーティストを救うため、《FACTOR》という非営利団体が独自の支援金を出している。その団体からおよそ9万ドルの支援金を受け取ったとされるのが、不思議ちゃんシンガーのグライムス。これに対し非難の声が上がっている。

9万ドルといえば、710万円相当(カナダドルの場合)。これはフルアルバムを1枚作れる金額だそう。グライムスもカナダ人アーティストなので受け取る資格はあるのだが……。

みんながモヤモヤしている理由は、まずグライムスが今はカナダに住んでおらず、カリフォルニアを拠点にしていること。そして、3億円ほどの資産を持つ売れっ子であること。さらに、ココが大事! 世界第3位の大富豪イーロン・マスクの恋人であること。結婚はしていないものの、イーロンとの間に子供をもうけているので、たとえ別れたとしても一生困らない。

支援金を申請したのは、本人ではなく所属レーベルのようだが、だとしても本当に困っているアーティストにあげたほうがいいのでは!?

ちなみに、イーロン・マスクと言えば、野口さんが乗っていった宇宙船「クルードラゴン」アレ作ったのも、イーロンの会社「スペースX」。

テイラーふたたびブチ切れ!
過去のアルバムの原盤権を勝手に売却されて怒っていた歌手のテイラー・スウィフトさんが、またもや激怒する出来事がありました。今後はいったい何?


ことの発端は昨年、テイラーがかつて所属していた《ビッグ・マシーン・レコード》が、業界の大物でジャスティン・ビーバーのマネージャーでもあるスクーター・ブラウンに買収されたこと。ビッグ・マシーン・レコードはテイラーの6枚のアルバムの原盤権(マスター音源を使う権利)を持っていたのだが、それがスクーターの手に渡った。テイラーは自分が買い戻したかったのに、それができないまま勝手に売却された!と大激怒。

すると先日、今度はスクーターが、その6枚のアルバムの原盤権を《シャムロック・ホールディングス》という投資会社に売っちゃった。売却価格はおよそ310億円(さすがテイラー)。またもや自分の知らないあいだにアルバムの原盤権が売られてしまい、テイラーは怒り頭)! 純粋にビジネス的な判断だとしても、アーティストが心血を注いで作った作品が、投資の対象として売り買いされるのはちょっと悲しい気もしますが……。

ともかくマスターがないと過去の音源を再リリースすることはできないので、テイラーはデビューアルバムから2017年の『Reputation』までの6枚を新たにレコーディングし直す作業に入っているそう! がんばれテイラー!