2022.03.13

この曲、心にしみるのよね〜。
アメリカの子供向けTVチャンネル、ニコロデオンが主催する「キッズ・チョイス・アワード」のノミネートが発表されました。


キッズ・チョイス・アワードは、アメリカの子供向けTVチャンネル「ニコロデオン」が主催する賞で、映画・テレビ・音楽・スポーツの各部門について、子どもたちがお気に入りの人や作品に投票し、その結果で決まる。

35回目を数える今年のキッズ・チョイス・アワードのノミネートが発表された。音楽部門では、BTSやビリー・アイリッシュ、オリヴィア・ロドリゴなど、子供に人気のありそうなアーティストの名前が挙がっているが、実はテイラー・スウィフトと並んで今年最多4部門にノミネートされたのが、アデル!

テイラーはともかく、アデルは自身の音楽を「30代〜40代の大人向け」と言っていて、TikTokなどではプロモーションしていない。とくに昨年11月にリリースしたアルバム『30』は、自らの離婚とそれに伴うメンタルヘルスの問題に踏み込んでいて、「子どもにはディープすぎるので、オススメしない」と断言していた。それなのに、お子ちゃまたちから大人気!

『30』が子どもたちの【お気に入りのアルバム賞】に、「Easy on Me」が【お気に入りの楽曲賞】に、そしてアデル自身が【お気に入りの女性アーティスト賞】と【お気に入りの世界的な音楽スター賞】にノミネートされた。

特別に歌っちゃうから、よく聴いてね。
盗作疑惑をかけられ裁判中のエド・シーランさんが、自らの疑いをはらすため、証言台で歌ってみせました。


盗作疑惑をかけられているエド・シーラン。2017年に大ヒットしたエドの曲「Shape of You」が、2015年にリリースされたSami Switchの曲「Oh Why」によく似ていると訴えられた。名付けて、“Shape of You裁判”。

2018年に訴えが起こされてから、推定30億円といわれるこの曲の印税の支払いが凍結されており、双方にとって大問題。

8日にロンドンの高等法院で行われた審問で証言したエドは、もちろん盗作を否定。問題の部分が、よくあるメロディだと説明するため、その場でニーナ・シモンの「Feeling Good」とブラックストリートの「No Diggity」の一部を歌ったみせた。はたしてエドの歌声は、裁判官に響いたのか?

ちなみに「Shape of You」はTLCの「No Scrubs」にも似た部分があり、「No Scrubs」の作者3人はクレジットに追加された。無意識に似ちゃうのは仕方ないけど、エドの場合はこの手の疑惑が結構多い……!?

今後、これが、世界のスタンダードに!?
およそ2年半ぶりに有観客のソウル公演を行ったBTSですが、アーミーたちの見事な応援に世界中がビックリです。

3月10日、12日、13日に、韓国・ソウルで「Permission to Dance on Stage」と題したライブイベントを行っているBTS。彼らが観客を入れてソウル公演を行うのは、およそ2年半ぶり。オンラインでの生配信と、世界各地の映画館でのライブビューイングも実施され、世界中のアーミーが大フィーバーしている。

今回のコンサートでは、公演中に叫んだり、一緒に歌ったり、立ち上がったりすることが禁止されている。そのため、観客は“クラッパー”なるものを持って参加。紙を折って作る日本の“ハリセン”のようなもので、インターネットで画像をダウンロードして印刷し、説明どおりに折りたたむとクラッパーの出来上がり。これを自分の手などに打ち付けると、パン!という音が出る。

実際にコンサート会場でクラッパーを使う映像がネット上に出回っていて、数万人のアーミーが見事にそろったクラップをする光景に、世界中がビックリ。

日本人は手拍子や振りがそろっていても驚かないが、欧米人からみると、かなり衝撃的な光景のよう。