2022.10.16

スマートなふるまいに各方面から称賛の声があがっています。
シルクソニックのブルーノ・マーズが、来年のグラミー賞を辞退すると発表。シルクソニックは今年のグラミーで最優秀レコード賞をはじめ4部門を受賞し、来年はアルバム部門の有力候補と見られていました。


シルクソニックは2021年2月26日にファースト・シングル『Leave The Door Open』を発表。その20日後に開催予定だったグラミー賞授賞式で演奏したいとアピールしたところ、新人グループとしては異例な扱いで出演が実現しました。

そして今年4月に開催されたグラミーでも演奏を披露し、『Leave The Door Open』で見事4部門を受賞しています。この実績は、70年代ソウルをモチーフとするシルクソニックの音楽性が高齢化しているグラミー会員から好意的に受け入れられている証しと見られていました。

そして来年春には、アルバム部門でアデルとの対決が有力視されていたんですが、ブルーノ・マーズは、

「もうすでに『Leave The Door Open』に好反応を示してくれただけで、ぼくらは勝利を収めました。それ以外のことは、ケーキの上の飾り付けに過ぎません。グラミー授賞式で二度も演奏の場を与えられ、4部門で表彰してくれたことに感謝しています。これ以上何かを求める方がどうかしていますよね」と、コメント。

シルクソニックは優雅に謙虚に、そして何よりもセクシーに、ノミネートを辞退すると語っています。

他アーティストにチャンスを譲ることで自分たちの好感度爆アゲ!? なお、ブルーノ・マーズは東京ドームの追加公演を発表!

カニエさん、まだまだ燃え続けています!
「ホワイト・ライヴス・マタ−」問題に非難の声をあげた人たちに攻撃的な投稿を繰り返していたことで、インスタに続いてtwitterのアカウントも閉鎖されてしまいました。

パリのショーで「White Lives Matter」と書かれた服を着ていた問題。各方面から非難の声があがっていましたが、これらの声の主に対し、カニエは次々と攻撃的な投稿を続けています。

例えばショーン・“ディディ”・コムズ(元パフ・ダディ)に対しては、「おまえはユダヤ人にコントロールされている」と決めつけた発言を投稿。さらに非難の声があがると、「目が覚めたらユダヤ人にデス・コン3を発動する」とデス(死)と米軍の高度防衛体制(デフコン)をもじった投稿をアップしました。どうやらこの投稿が決め手となりtwitterアカウントを閉鎖された模様。

アメリカ・ユダヤ人委員会(American Jewish Committee)は、「ユダヤ人への憎悪をあおった」とカニエのふるまいを糾弾。

これまで、メンタルヘルスの問題を抱えるカニエに同情的だったKISSのポール・スタンレーも、「それらの病がヘイトスピーチの危険性を矮小化するために使われてならない」と、強く非難しています。

女性ラッパー同士の場外バトルが白熱してきました!
ニッキー・ミナージュとラトーの間でバトル勃発! ニッキ−が自分の曲がグラミー賞のラップ部門から外されたことに不満を述べ、「それならラトーの曲はどうなの?」と問いかけたことで、戦いのゴングが鳴らされました。

ことの発端は、ニッキー・ミナージュが自身の楽曲『SUPER FREAKY GIRL』をグラミー賞のラップ部門に提出したところ「この曲はラップ部門にはポップ過ぎる」としてポップ部門への移動を余儀なくされたことから始まりました。

これまで数々のヒットを放ってきたニッキ−ですが、グラミー受賞はゼロ。ノミネートはされるものの、レディ・ガガなど強力なライバルに阻まれてきました。それゆえグラミー受賞へのこだわりが強い。

ラップ部門は楽曲の51%以上がラップでなければいけない規定あり。ポップ部門にはより強力なライバルがいるので受賞のチャンスが減る。

「グラミーは、ゴールポストを動かして自分のチャンスの目をつぶしている」と考えた彼女は、今回のラップ部門外しの措置に対して、不満の声をSNSで発信。

その中で「ラトーの曲 『BIG ENERGY』 はどうなの? なぜあっちはラップ部門にノミネートOKなの?」と、問いかけたところ、ラトーは「自分のママより年上の人にいじめられている」と抗議。

すかさずニッキ−は「あんた少なくとも35才より上だと思っていた」と返しています。さらにニッキ−はラトーを「KAREN(特権意識のある白人中年女性)」呼ばわりするとラトーは曲名をもじって「SUPER FREAKY GRANNY」と対抗。