2022.12.04

婚約ニュースはガセでした。
先日、映画「スパイダーマン」シリーズで知られる俳優トム・ホランドさんと共演者である女優ゼンデイヤさんが婚約したとの情報がSNSで拡散されました。ところが本人もマスコミもこの件については一切発表した形跡はなく、根拠のないデマに踊らされただけだったようです。

ものすごい勢いで拡散されたトム・ホランドとゼンデイヤ婚約のニュース。仲睦まじいカップルとして知られてきただけに、ふたりのファンからの「おめでとう」ツイートも続出。

中には名字の付かないゼンデイヤの芸名をからかって、「2人が結婚してトム・ホランドがゼンデイヤの姓をもらうと、ただのトムになってしまう」というツイートに70万以上の「いいね」が付くありさまでした。

今回のデマ情報に関して、ゼンデイヤの母親クレアさんは、インスタでの投稿で「クリックベイト=釣り記事」であったことを指摘しています。

カニエ劇場の暴走化にイーロン・マスクさんもお手上げのようです
カニエ・ウェストさんがナチスのシンボルだった「鉤十字」とユダヤ教のシンボルである「ダビデの星」を組み合わせたマークをtwitterに投稿。暴力を扇動する危険性を指摘され、アカウントは凍結されてしまいました。

先週このコーナーでお伝えしたように、カニエのTwitterアカウントは先月22日に凍結解除されていましたが、わずか10日間で再び凍結されてしまいました。Twitter社を巨額で買収したイーロン・マスクは、フリースピーチの絶対主義者として、凍結解除された直後のカニエのツイートにも好意的なリアクションをしていました。

フリースピーチ絶対主義は、どんな意見でも自由に発言する権利を認めるべきという考え方ですが、どうやらカニエは一線を超えてしまったようで、さすがのイーロンもこれ以上は擁護できなくなった模様です。

ほかにもカニエは陰謀論者として有名なアレックス・ジョーンズのWEB番組、「INFOWAR(=情報戦争)」に出演。ヒトラーについて「ヒトラーにも良い面はあった」と持論を展開し、スターリンや毛沢東にも評価すべき点があると発言していました。

共和党ユダヤ連合は、この番組自体を「危険で偏屈なユダヤ憎悪の巣窟」と強く非難する声明を出しています。

ビーバーさん、こんどはカタールで慈善事業に励んでます。
ジャスティン・ビーバーさんが清涼飲料水メーカーと組んで、FIFAワールドカップの会場に給水器を設置したことが明らかになりました。

ジャスティン・ビーバーは清涼飲料水メーカー「ジェネロシティ」と協力して、ワールドカップ会場に給水器を150台設置しました。「ジェネロシティ」はプレミアムの飲料の提供だけでなく、持続可能な社会のために使い捨てのプラスチックごみの削減を目的とする企業。現在は飲料水の詰め替えができるシステムの構築と普及に力を入れています。

ジャスティンはCNNの取材に対し「僕は世界中の人たちに最高の水を届けたいと思っています。また、プラスチックの過剰使用は僕たちを苦しめます。僕たちはもっとサステナブルでなければなりません」と今回の社会的な貢献について語っています。

CNNの記事にはジャスティン夫妻がカタールの政府関係者を伴って、砂漠を視察する写真が掲載されていました。ジャスティンの母国カナダはグループリーグで敗退してしまいましたが、ワールドカップの決勝戦あたりで、サプライズ訪問する可能性もあり……(!?)

今後、「ジェネロシティ」はウォーター・テクノロジー企業として、さらに主要なイベント会場、フェスティバル、そして家庭でその提供の幅を広げていくことを目標としているそうです。