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僕が今日おすすめするのはUTADAの『Exodus』です。 以前、宇多田ヒカルちゃん時代に『光』って曲をリリースしてて、彼女は英語バージョンと日本語バージョンを歌っているんです。 英語バージョンになると、日本語バージョンの彼女の歌で聴ける”憂い”とか”湿り気”とか”せつなさ”っていうのが、英語バージョンになると急にカラッとした自己主張の強さというか、ポジティヴな響きに変わってしまうんですね。 これが”ワビ”、”サビ”、”泣き”といったウェットな部分のメロディーとか、歌い回しが大好きな日本人にどう刺さるのかっていうことで、このUTADAのアルバムが日本ではどうなるのか、すごく気にかかっていました。 しかし蓋を開けてみたら、大ヒット中ですよ。 これを考えると、逆にウェット性を徹底排除したこのアメリカ仕様のUTADAのアルバムが、向うでどうなるか凄く楽しみなんです。 ある意味これは”歌の国際Aマッチ仕様”! 日本で通用する戦法が必ず海外で通用するとは限りませんから…。 とにかく郷に入れば郷に従え! オススメです!! ちなみにアルバムの2曲目に入っている「DEVIL INSIDE」という曲のリミックスが、現在アメリカの”ホット・クラブ・ダンス・チャート(10/16付け)”で3位赤丸急上昇中です。 アルバム本編の情報は入っていないんですが、クラブチャートでガンガン上がっているということは、期待しても良いのではないでしょうか? |
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日本音楽界稀代のプロデューサー、椎名林檎、スピッツ、平井堅、SOPHIA、堂本剛、DO AS INFINITY、FLOWなど、手掛けたアーティストは数知れず。 2004年夏から椎名林檎らと「東京事変」を結成。 アーティストとしても活動中。 |
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