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Take It Easy (Love Nothing) / BRIGHT EYES |
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今日はBRIGHT EYESという新人をご紹介します。 直訳すると”輝ける瞳”…超少女マンガっぽいですけれども。
もういまさら今年の話をしていてもしょうがないかなと思いまして、2004年の話はもうエミネムで終わっていいじゃないかと、エミネムで2004年の音楽シーンの盛り上がり一度終わって、次に目をむけるべきは2005年なわけですよ。 2005年はすごいことになります。 2005年に向けてかなりのアーティスト達がアルバムを仕上げてきてまして、BECK、SYSTEM OF A DOWN、QUEENS OF THE STONE AGE、あとWEEZERももうアルバムを完成させまして、WHITE STRIPESもアルバムを完成させまして、2005年1月から戦国時代に突入なんです。 その中でもおそらく台風の目になるであろうと言われているのが、BRIGHT EYESという20歳過ぎの少年なんです。
今年の8月にアメリカの”VOTE FOR CHANGE”という「大統領選に投票しよう!」というツアーに参加しまして、それを取り仕切っていたのが70年代に”ロックの未来を背負った男”と言われたBruce Springsteen、80年代にアメリカで”最重要バンド”と言われたR.E.M.。 この二つのアメリカの超大御所達に選ばれて、一緒にツアーをまわったのもBRIGHT EYESです。 で、”第二のBOB DYLAN”という称号をBruce Springsteenがいただいたはずなんですけれども、それを引き継いでいるのもこのBRIGHT EYESで、とにかくスゴイ!スゴイ!スゴイ!の連続でデビューを果たしました。 1月のアルバムで日本デビューしますが、実はもうそれぐらいキャリアのあるアーティストなんです。 今日かけた「Take It Easy (Love Nothing)」はアメリカで1位をとりりました。 これともう一曲「Lua」っていうシングルを二枚同時に出したんですけれども、アメリカのビルボード・チャートの純粋に売り上げだけのセル・チャートでその1位と2位を制したという、たぶんチャート史上初じゃないかという快挙を成し遂げました。
こういうブリテッシュなものが流行るのはアメリカの音楽史上初めてかもしれないですね。 ロックンロールのリバイバルが2002年におきて、STROKESとかMUSICとかHIVESとかあのへんの動きがイギリスで起きて、それにアメリカが初めて飛びついたんですね。 そこで若い子達がヨーロッパ系の音楽に目が向くようになったという動きはあると思います。
BRIGHT EYESは絶対売れるます! うちの編集長の田中が社運を賭けて押します! もしこれが来年のTOKIO HOT 100でチャートイン出来なければ”出家”しますね! もう頭剃ります!! ロックを一から勉強し直してきます!それぐらいの意気込みで今日来てますから。
このBRIGHT EYESの日本盤ですが、リリースは1月下旬です。 みなさん絶対にチェックして下さい!! |
BRIGHT EYES・公式ページ |
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音楽雑誌『スヌーザー』編集部/1975年生 28歳 短大在学時より、音楽系フリーペーパーなどで執筆を始める。 同時期に、現在の編集長である田中宗一郎と出会い、97年の『スヌーザー』創刊より同誌の編集、及びライターとして携わる(現在『スヌーザー』は隔月刊で通巻45号まで発行)。 その間、数百に及ぶ国内外のアーティストへの取材を行っている。 主にアメリカ、イギリスを中心とした80年代後半以降のオルタナティヴ・ミュージック、ギター・ロック、ハード・コア・パンクといったジャンルに特に明るい。 また2000年代以降は新人アーティストの紹介も積極的に行っている。 また、同じく海外アーティストの作品のライナーノーツなども多数執筆。 |
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