2005.02.13

iest Sexy / mahala rai banda

今日はルーマニアの新世代ジプシー音楽バンド”mahala rai banda”を紹介します。
もっと言うと、”ブエナビスタ・ソシアルクラブ”プラス”レッチリ”。
どうブエナビスタかと言うとメンバーの半分位がブラスバンドの人達で、引退して年金で生活していたんですが、ルーマニアは年金が少ないようで、レストランで演奏していたところをベルギー人のマネージャーにスカウトされた訳ですね。
もう片方は日本に何度も来日しているTaraf De Haodpuksってグループがあるんですけれど、彼らはYoji Yamamotoのモデルもやっているダンディなガイ達なんですが、その孫達、普段からレゲエとかスカとかロックやミクスチャーを聴いている都会生活をしている世代が一緒にやりましょうってことで、”ブエナビスタ”プラス”レッチリ”。
メンバーはジプシー音楽が詳しい方はわかると思いますが、ブラスバンドとバイオリンとアコーディオンが中心なんですけれども、このバンドはドラムとベースも入っています。
今日聴いて頂く曲は、最初はベリーダンス風に始まって、途中ブラスバンドが入って、リズムはレゲエのスレンテンとかソカに近いんですけれど、歌が始まると”演歌”!
5月に来日公演が決まっているようです。
MAHALA RAI BANDA(Divano Production)ページ

サラーム海上(うながみ)

アフリカ、中近東など、第3国のHOUSE,HIPHOP TECHNOシーンにめっぽう詳しいツワモノライター。
大学卒業後、音楽ソフト販売、フランス留学、2年半の放浪、インディーズ系レコード会社、クラブ運営会社を経て「よろず風物ライター」としてTVブロス、ソトコト、STUDIO VOICE、MUSIC MAGAZINE、流行通信、フィガロ、PEN、SWITCH、POP ASIAなど連載多数。
「CHEZ SALAM サラームの家」