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SANTA CLAUS IS COMIN' TO TOWN / THE JACKSON 5 |
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そろそろ六本木ヒルズ近辺もクリスマスのイルミネーションで綺麗になってきましたけど、今日は『クリスマスソング』について考えてみようかなと思います。 クリスマスソングというと、山下達郎さんの「クリスマス・イヴ」だったり、マライア・キャリーの「恋人達のクリスマス」、ワムの「ラスト・クリスマス」僕はこれをクリスマスソング御三家と呼んでるんですけど、どうしてもこの3曲がかかってしまい、これぞ決定版という新しいクリスマスソングが出てきていない気がするんですね。 なんでだろうと考えていたんですけども、やはりネットとか携帯のメディアの広がりによって、ユーザーが欲しい時に欲しいものを自分で選ぶというオンデマンド方式になりすぎちゃってて、クリスマスだからといって、シャンシャンシャンとベルが鳴ったりとか定番のクリスマス感だけだと満足できなくなってきてしまっていて、だったら昔の御三家を聞けばいいよという、王道でいいじゃん!自分のお気に入りは自分で探すよ、みたいなそういうフィーリングになっちゃってるんじゃないかと思うんですよね。 オンデマンドになっていなかった時代、例えばバブル末期の情報とお金が溢れていた頃とかっていうのは、山下達郎さんの曲もそうですし、稲垣潤一さんの「クリスマスキャロルの頃には」とか辛島美登里さんの「サイレント・イヴ」とかそういったクリスマスをキーワードにまで使う楽曲というのが街に溢れていた気がするんですよ。 ところが今はそのクリスマスというものをキーワードにする必要がなくなってしまったんじゃないかと。 で、一方そのクリスマスに代わるものとして中島美嘉さんの「雪の華」であったり、レミオロメンの「粉雪」であったり、間接的に冬の情景の一コマとして恋人達の情景をとらえる冬の歌っていうものにクリスマスソングはシフトしていったんじゃないかと僕は考えたわけです。 ぶっちゃけて言うと「雪の華」だったり「粉雪」だったりと雪がテーマの楽曲だと12月25日を過ぎてもかけることができますからね。 嫌な話になっちゃいますが、ビジネス的にもちょっとおいしいじゃんって感じで(笑) 無理すれば2月になってもかけることができますし、雪が降った日にはバッチリですよね。 クリスマスソングだと12月25日以降にかかってたら、もう時季外れというか、ぬるい感じになってしまうんですが。。。 というわけで、もうこれぞクリスマスソング決定版というのが出てこないのであれば、今日の僕のレコメンはですね、昔のクリスマス・クラシックスを聞こうよということで、山下達郎さんもマライア・キャリーもまだまだ新しい!MOTOWNのコンピレーションアルバムを持ってきました。 亀田持ち込みレコメン史上初の洋楽です。 『A MOTOWN CHRISTMAS』というアルバムなんですけども、ジャクソン5からスティーヴィー・ワンダーまで当時のMOTOWNのスター達が往年のスタンダードクリスマスナンバーをMOTOWNフィーリングにあふれるR&B色で演奏していて大変お買い得です!! 「サイレント・ナイト」「きよしこの夜」「ジングル・ベル」とか、スティーヴィー・ワンダーがなんと「アヴェ・マリア」を歌ってますからね! こういうのを聞くとですね、教会音楽がゴスペルから生まれて、そしてR&Bになっていくっていう図式が見えたりとか、クリスマス気分以上にR&Bやソウルやファンクについてのお勉強にもなるというそういう意味でも非常にお買い得なアルバムです。 今の時代、決定打がない時はこういうクリスマス・クラシックスを聞いておこうと。。。そんなことを言っておいて、来年あたり僕もちょっと本気でクリスマスソングを作ってみようかなと思ってるんですよ。 今年はとても間に合わないので、来年のクリスマスを目がけて……ここで約束します!「クリスマス」という言葉を入れることと、ベルも入れちゃいます!! 亀田誠治、TOKIO HOT 100独占宣言!「来年、俺はクリスマスソングを作るぞ!!」 皆さん、来年のクリスマスをお楽しみに♪
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