2007.02.04

Four Seasons - Spring:Antonio Lucio Vivaldi / gurol agirbas (ギュロル・アーユルバシュ)

今回はトルコから最先端のもぎたてフレッシュな音楽、『トルコの男子十二楽坊』をご紹介します。
トルコチャートではNO.1を獲るほど売れていまして、年末年始もイスタンブールのありとあらゆるカフェからかかってましたね。
有名なクラシックの曲をトルコ調にアレンジしているんですが、
日本でも、のだめカンタービレ効果でクラシックに凄く関心が高まってきていて、CDショップでもクラシックのCDが並んでるじゃないですか、それのトルコ盤といったところでしょうか。
日本とトルコって昔から言葉が似てるなど、共通する部分があると思うんですよ。
で、これはクラシックの名曲を西洋のオーケストラとトルコの民族楽器とで演奏してるんです。
どんな曲が収録されているかというと、ボレロ、カルメン、モーツアルトのアイネクライネ・ナハト・ムジークとかカルミナ・ブラーナなど、誰もが知っているような曲ばかりですよね。
今回はその中で最も誰もが知っていると思われる有名な曲、ヴィヴァルディの四季の中から「春」をご紹介致します。
トルコ調でアレンジが非常に面白いので、皆さん是非聞いてみてください。

サラーム海上(うながみ)

アフリカ、中近東など、第3国のHOUSE,HIPHOP TECHNOシーンにめっぽう詳しいツワモノライター。
大学卒業後、音楽ソフト販売、フランス留学、2年半の放浪、インディーズ系レコード会社、クラブ運営会社を経て「よろず風物ライター」としてTVブロス、ソトコト、STUDIO VOICE、MUSIC MAGAZINE、流行通信、フィガロ、PEN、SWITCH、POP ASIAなど連載多数。