2008.11.30

ALWAYS / JASON CHAMPION

明日から12月!本格的にクリスマスシーズンということで本日は『ゴスペル』をご紹介します。
皆さん『ゴスペル』と言うと、教会で並んで歌っている…というイメージが強いんじゃないでしょうか。
今回は最近の『ゴスペル』の例として「ジェイソン・チャンピオン」というシンガーを持ってきました。
元々メン・アット・ラージというグループにいたんですが、見た目もなかなか「ラージ」で、俳優で言うとアンソニー・アンダーソンみたいな感じですね。
『ゴスペル』というわりに、音はどちらかというとT-PAIN。
例えば、KIERRA KIKI SHEARDにしても、彼女はゴスペル一家で育ったサラブレッドで、インタビューではキリストをレペゼンしてるとは言ってるんですけど、音はまるっきりR&B。
一瞬ラブソングに聞こえても、実は神への愛が歌われてたり、神を称える内容だったりすれば、全部『ゴスペル』だと。
人生応援歌みたいな感じにもなりますけど、今はゴスペルも多様化してきていて、音はともかく、歌詞さえ『ゴスペル』なら『ゴスペル』という感じになりつつあるんでしょうね。

ちなみに、KIERRA KIKI SHEARD のインタビュー記事が「bmr」12月10日発売の1月号
今回ご紹介したJASON CHAMPIONのインタビュー記事が「bmr」1月10日発売の2月号に載りますので、こちらも是非チェックしてください!

丸屋九兵衛(まるやきゅうべえ)

牡羊座、血液型不明。一応、京都府出身。
早稲田大学第一文学部卒業。
浪人はしていないが、卒業までに5年かかる。
理由は勉強が好きだったから。
専門は文化人類学もどき。卒業論文はヴードゥー教関連。
1994年10月にbmr(BLACK MUSIC REVIEW)編集部に入る。
現在の肩書きは「編集マネージャー」意味は不明。
内職で早川書房の『SFマガジン』にてスター・トレック連載を執筆。
免許・資格は皆無。機械にはめっぽう弱い。