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Let's Make Nasty (Landmark vs Afrojack Reconstruction Mix) / Larry Tee feat. Roxy Cottontail |
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2010年最初の持ち込みレコメンは・・・新レコメンダー、大沢伸一さん 登場!!
僕が4〜5年、ダンスミュージックの中でずっと追いかけている、一般的にエレクトロと呼ばれているものなんですが、 いよいよここにきて、かなり広がってきた感じがあり、エレクトロと定義づけるのも難しいというような状況になってきています。 今年は、外にはみ出そうなものをフォローしていくことになるんじゃないかな、ということで、今回ちょっと毛色の違うものを持ってきました。 本日ご紹介する、LARRY TEE というアーティストは、エレクトロ以前の「エレクトロ・クラッシュ」という名前を考えたくらい古い人なんですけど、2000年代に入って一番最初に80年代のニューウェーブをもう1回フロアに戻そうと動いていて、エレクトロと呼ばれるものの源流の1つであることは間違いありません。 その彼が最近ちょっと毛色の違うことを始めていて、エレクトロと呼ばれているものの中でも、ミニマルというのは1つのテーマで、今回ご紹介するこの曲は、サウンドフォーマットとして一番新鮮なんです。 ミニマルの要素と、ディプロ周りのファンキーな要素と、ラップ、全部オイシイところが入ってます。 ラップをしているのはRoxy Cottontailという白人の女性ラッパーなんですが、 アーマンド・ヴァン・ヘルデンとか、いろんなクリエイターのトラックの上でラップをしている人で、彼女は詰め込んだハードコアなラップじゃなくて、ちょっとウィットのきいたラップが多いですね。 派手なサウンドではないんですが、実はフロアで聞くと低音なのでドッカン感はあります。 エレクトロニック・ミュージックに特化した音楽配信サービスとして多くのDJや音楽ファンに支持されている「ビートポート」というサイトでは、「Indies / Nu Disco」というカテゴリーで現在1位! 去年あたりから早い人は聞いてますけど、今年は本格的にこういったサウンドがくるんじゃないか、と! 皆さんも是非チェックしてみてください!
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