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今日は、最近のアンダーグラウンドシーンを探ります。 実は自分のWEBで、この春からWEB全体を学校にみたてて、「亀田大学」というコーナーを作り、そこにサークルという部署を置いて、アマチュアのアーティストが自由に音源を発表できるという場所を作ったんです。 そこに毎月何十本もデモが送られてくるんですが、この送られてくるデモのクオリティーが高いこと、高いこと、、、 デモテープのクオリティーというと、録音状態が良いとか、いわゆるサウンド的なことを皆さん気にするんですが、僕のところに送られてくるのは、サウンドだけではなくて、曲やアレンジや歌詞、つまりクリエイティブの発想のレベルが高いんです。 彼らは定期的にライブをやって、自主CDをタワレコに置いたり、中にはiTunesから配信したりしてる子もいて、レーベルがついていないというだけでやっている活動は、オーバーグラウンドと大して変わらないんです。 時代がもはや、グラウンドレスにきてますよ。
他にもYouTube、Facebook、Twitter、あらゆるメディアを使って、今、アンダーグラウンドでうごめいている若きアーティストたちは発表する場所がたくさんある。ということは、それを当然チェックして聞いている耳の肥えた音楽ファンも多いわけですから、あっという間に彼らの作品が伝達して、「いいね!」とか反応をダイレクトで確認することができます。 そうなってくると、いわゆる養成期間みたいなものを自動的にアマチュア活動をしながら得てるんですね。 僕らの時代だと、レコード会社とかオーディションにデモテープを送るという方法しかなかったじゃないですか。 ところが今は、Facebook、Twitterなどを通して、最初から一般リスナーの耳に届いて、一般目線の審判が下るという、ある意味、荒波に揉まれているんです。 今時の世代の作る音楽が非常に面白くなってきた一因だと思います。
そして、今回ご紹介するのは、 僕のWEB「亀田大学サークル」に応募してきた沢山のアーティストの一つで、2010年に結成された4人組のバンドN.Y & Bicycleです。 TOKIO HOT 100のチャートを賑わす素晴らしいアーティストの中でかけても、きっと埋もれないパワーの持ち主のアンダーグラウンドアーティストです。
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‘64年、アメリカ、ニューヨーク生まれ。辰年。 ‘89年、音楽プロデューサー、ベースプレイヤーとして活動を始める。これまでに椎名林檎、平井堅、スピッツをはじめ Do As Infinity、スガ シカオ、アンジェラ・アキ、JUJU、秦基博、チャットモンチー、エレファントカシマシ、WEAVER、植村花菜、ハナエ、MIYAVI VS KREVAなど 数多くのアーティストのプロデュース、アレンジを手がける。 ‘04年夏から椎名林檎らと東京事変を結成。 ‘12年閏日に惜しまれつつも解散。 ‘07年、第49回日本レコード大賞、編曲賞を受賞。 ‘09年には自身初の主催イベント「亀の恩返し」を武道館にて開催した。
◎亀田誠治 twitter: http://twitter.com/#!/seiji_kameda
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makotoya : SEIJI KAMEDA Official Website |
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