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In Stiller Nacht (In a Quiet Night) / THE IDAN RAICHEL PROJECT |
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今回ご紹介するのは、イスラエルからです。 もうすぐクリスマスですが、イスラエルという国は、ご存知の通りユダヤ人の宗教国家なんですけど、同時に、キリスト教の聖地とイスラム教の聖地があって、僕が去年の11月に行ったときは、治安は不穏な状態だったんですけど、それでも世界中のクリスチャンの巡礼客が来ていて、キリストの歩いた道を巡礼してまわっていました。
ご紹介するのは、イスラエルの坂本龍一(ただし80年代末!)、IDAN RAICHEL という人なんですけど、彼の名前がついたIDAN RAICHEL PROJECTの最新アルバム『Quarter To Six』からご紹介します。 イスラエルはユダヤ人の国なんですけど、世界中70カ国のユダヤ人が集まってるんです。 その中には中東もあれば、ロシアもあれば、ドイツもあれば、東ヨーロッパもあれば、アフリカもあるし、ラテンアメリカもあるし、北アメリカもあるし、、世界中から集まってます。 なので、音楽もそれだけのルーツのものが集まっているんです。 IDAN RAICHELは、世界中のルーツをもつアーティストを一カ所に集めて自分の曲を歌ってもらう、プロデューサー兼作曲家です。 2002年にファーストアルバムを出して、アルバムを出すごとに現地ではプラチナアルバムになってるんです。 プロデューサーとして凄く成功している方なんですが、最新作では、国内だけでなく、ポルトガル、パレスチナ、ドイツ、コロンビアなどのアーティストをヴォーカリストに招いて、自分の曲を歌ってもらっています。 アーティストによっては、アラビア語で歌ったりするのでアラブ風だったり、東ヨーロッパ風だったり、ラテン風だったりするんですけど、 今日ご紹介するのは、ドイツ人男性カウンターテナー歌手をゲストに招いてドイツ語で歌っている曲です。
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アフリカ、中近東など、HOUSE,HIPHOP TECHNOシーンにめっぽう詳しいツワモノライター。大学卒業後、音楽ソフト販売、フランス留学、2年半の放浪、インディーズ系レコード会社、クラブ運営会社を経て「よろず風物ライター」としてTVブロス、ソトコト、STUDIO VOICE、MUSIC MAGAZINE、流行通信、フィガロ、PEN、SWITCH、POP ASIAなど連載多数。
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CHEZ SALAM サラームの家 |
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