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北アフリカのチュニジアのキーボード奏者でプロデューサー、現在はフランス在住のソフィアン・ベン・ユーセフの一人ユニット、AMMAR 808。
『808』の由来はローランドのリズム・マシンの名機『TR808』。テクノ、エレクトロ、ハウスで使われてきました。『AMMAR』はアラビア語で「徳がある」という人の名前。
ソフィアンは、地元チュニジアの少数民族のベルベル人の民謡、マリの砂漠のブルースのバンドなどプロデュースしてエレクトロ化してきました。
今回、2ndアルバム『GLOBAL CONTROL / INVISIBLE INVASION』を発表。ソフィアンが南インドの音楽の都チェンナイへ行き、地元の古典音楽や伝統音楽のミュージシャンたちと共演して作り上げた作品です。
インド音楽のフュージョンといえば、古くはビートルズがいましたし、70年代にはジョン・マクラフリン、90年代以降はニティン・ソーニーやタルヴィン・シンがいました。そのほとんどがムンバイやデリー北インドの音楽。
AMMAR 808は新作は北ではなく南インドが素材。あまり聞いたことのないリズムやメロディー、言葉の響きがたくさん出てきます。古典音楽だけでなく冠婚葬祭の音楽、インドの神話を元にした舞台劇の音楽なんかもモチーフ。
北の楽器はタブラ、シタール。南はムリダンガム、シタールに似たヴィーナ。楽器も言葉も違います。 |
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アフリカ、中近東など、HOUSE、HIPHOP TECHNOシーンにめっぽう詳しいツワモノライター。大学卒業後、音楽ソフト販売、フランス留学、2年半の放浪、インディーズ系レコード会社、クラブ運営会社を経て「よろず風物ライター」としてTVブロス、ソトコト、STUDIO VOICE、MUSIC MAGAZINE、流行通信、フィガロ、PEN、SWITCH、POP ASIAなど連載多数。
レギュラー番組 J-WAVE『ORIENTAL MUSIC SHOW』 毎週金曜日26:00-26:30放送中
書籍 『MEYHANE TABLE More! 人がつながる中東料理』 『ジャジューカの夜、スーフィーの朝 ワールドミュージックの現場を歩く』 『MEYHANE TABLE 家メイハネで中東料理パーティー』 『イスタンブルで朝食を オリエントグルメ旅』 『ジャジューカの夜、フーフィーの朝』 など発売中!
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サラームの家 |
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