「東京おもちゃショー開幕」(日本経済新聞)
少子化とはいえ、おもちゃの国内市場はここ数年右肩上がりの成長が続いています。日本玩具協会によると2023年度の国内市場は1兆193億円と、この10年で36%拡大。10年で15歳未満の子どもが14%減ったのとは対照的です。
人気キャラクターのトレーディングカードやカードゲームがよく売れているとのことで、けん引役となるのは大人。東京おもちゃショーではタカラトミーが「ディズニー・ロルカナ・トレーディングカードゲーム」を出展。希少性の高いカードはプレミアムがつくこともありますが、配布されるカードをもらおうとする人々でにぎわいをみせました。25年1月から国内で販売する予定。
また「推し活」グッズなども売り上げの柱となっています。セガフェイブの「ぷにジェル サンリオキャラクターズ 推し活ぷに」はジェルを型に流し込み、好きなキャラクターのキーホルダーなどを作ることができるもので、ピーク時より売れ行きが低迷していて、大人を新たな顧客層に設定したところ、売り上げが回復したとか。
この商品に限らず、小売店では「金額を見ないで買う大人が多い」と答えています。。