「新築マンションの発売半減」(日本経済新聞)

昨日不動産経済研究所が発表した8月の首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)の新築マンションの発売戸数は、前年同月比50%減の728戸でした。減少は5カ月連続です。

地域別では東京23区が60%と大きく、神奈川県55%減、千葉県は39%減、埼玉県は7%といずれの地域でも減少しています。

供給量減少の背景には、人手不足による建設の遅れ、そして特に都心では国内外の投資マネーがインバウンド需要によるホテル建設との、用地取得の争奪戦が起きているということもあげられています。

これによってマンション1戸あたりの販売価格は必然的に上昇し、8月の東京23区の平均販売価格は前年比62%の1億3948万円で、4ヶ月連続での1億円超えとなりました。