今週、僕・ハリー杉山がピックアップするニュースは、

「ロンドンのハイドパークで クリスマス・フェスティバルがオープン」です。

ロンドン中心部にある王立公園ハイドパークできのう11月21日から来年1月5日までの6週間、クリスマスの一大イベント「ウィンター・ワンダーランド」がオープン。

イギリスでは一般的に115日のガイ・フォークス・ナイトが終わったところで、街にクリスマスのイルミネーションやツリーなどが登場し、テレビなどでクリスマスのCMが流れ始め、徐々にムードが盛り上がっていきます。

ロンドンで最大級のクリスマス・イベントは、もともとハイド・パークでの野外のクリスマス・マーケットがベースとなっています。

2007年からは、「ハイドパーク・ウィンター・ワンダーランド」という名前で、アイス・スケート場、ジェットコースターなどのアトラクション、さまざまなショーやライブ、屋台、バーなどがオープンします。夕方になると、会場はイルミネーションが点灯。モルドワイン、ホットチョコレート、バイエルンビールなどの飲みもので、クリスマスの雰囲気をかもしだします。

モルドワインは「クリスマス・マーケット」での定番の飲みもの赤ワインにオレンジなどかんきつ類、スパイス類、砂糖などを入れて温めたもの

12月に入ってからのクリスマスまでのイギリスでの恒例行事といえば、クリスマス・プディングを作る、「スター・アップ・サンデー(Stir Up Sunday)」。家族がキッチンに集まって、プディングを作り上げる、だんらんの機会となる。

クリスマス・プディングは、幸運の象徴とされる「銀のシックスペンスコイン」を入れて作るのが伝統的で、コインを入れる前に、家族一人ひとりが交代で願い事をしながらプディングのタネをかき混ぜます。また、12月25日のクリスマスの日にそのコインを見つけた人は、次の1年は幸運になれるとされています

「ハイドパーク・ウィンター・ワンダーランド」の期間中の参加者は200万人以上ですが、クリスマスデーだけはお休みとなります。お家で家族と過ごして下さい。