「7歳になったらご用心」(日本経済新聞)
2020~24年の過去5年間に全国で発生した歩行中の交通事故の軽傷を含む死傷者数は、全年齢のうち7歳が3436人で最多だったことがきのうわかりました。4月6日から始まる春の全国交通安全運動を前に警察庁が明らかにしました。
「7歳」というのは登下校に不慣れな小学1、2年生で、行動範囲が一挙に拡がる一方、交通安全の知識や経験が少なく、以前から「魔の7歳」とも呼ばれています。
月別では通学が始まった4~6月にかけて増加していて、夏休み明けの9月10月も多い。時間帯では下校時が最も多く484人と25.8%を占めています。集団登校があり、保護者や地域住民の見守り活動も多い登校時の2倍以上でした。
「入学前に通学路などの危険な場所を把握し、子どもに注意を促してほしい」と警察庁は保護者に呼びかけています。