今朝は、NPO法人NPOコミュニケーション支援機構(a-con/エーコン)、運営スタッフの田中拓歩さんにお越しいただきました。
Q まずは、a-conについて、どのような団体なのか、ご説明いただけますか?
一言で言うと、NPOの困りごとを解決するNPO。NPOのコミュニケーションの領域を支援している。より詳しくいうと、NPOの課題をきいた上で、ボランティアスタッフと成果物(アウトプット)を作る。例えばウェブサイトやイベント、マーケティング戦略。チラシ/リーフレットづくりなど。問い合わせいただいた時点でヒアリングして、ある程度の方向性を確認する。その課題をボランティアに告知して、手を上げた人とアクションを展開する。
Q NPOの支援をする、そのスタッフチームが、ボランティアで結成されているんですね?
いわゆる「プロボノ」スキルボランティア、としてご協力いただき、社会人が培ってきたスキルを使って世の中に貢献しようと提案している。
プロボノの団体はいくつかあって、スキルマッチをされている団体もあるが、我々は参加したい人の意思を重視。ボランティアは6人前後のチーム、全員がプロである必要はない。ノウハウある人が1人居て、第三者の視点で関わってもらう。一般の社会人としてお話すると気付きがあったりする。新たな発見が生まれやすい。
Q 年が明けて、新たに何かを始めたい、と思っている人も少なくないと思うのですが、スキルボランティア(プロボノ)にはどのような方が参加されていますか?
会社勤め(フリーランス)の方が多い。参加動機は社会貢献してみたい、という人や、武者修行してみたい、という人、コミュニティを作る、という人もいます。参加することで始めて知ることも多いので、楽しい。
世の中ってこんなにユニークな活動されている人もいれば、こんな社会課題があるんだ、と肌で感じることができる。いまの世の中、スキル先行もあるが、いろんな切り口で外に出るキッカケがあるのではないかと思う。
Q これまでに、どのようなものをNPOと作り上げた?
少し前だと、家族で国際交流を掲げている団体(主婦二人が立ち上げた)のウェブサイトの改修をおこなった。手弁当だったものを第三者視点でアイディア出しをして、見栄えが良くなり、イベントの参加者も増えていった。
Q 参加された方からは、どんな感想が届いていますか?
NPOやスキルボランティアの参加者からは、発見もあるし、知見も深まるという声。また、社内で合わないような人たちと出会うのは貴重。
Q 興味をもった場合、問い合わせはどちらから?
a-conのウェブサイトから問い合わせを。定期的にイベントも開催しているので、そちらもぜひチェックして下さい。