フォトボランティア・ジャパン基金 から、内堀タケシさんをお迎えしました。
Q まずは団体について、ご紹介いただけますか?
フォトボランティア ジャパン基金は、プロ写真家が集い、世界の子ども達への支援 を目的として、写真即売のチャリティー写真展を年に1度開催運営する団体です。事務局のメンバーはみな写真家で、ボランティアで活動しています。
~発足のキッカケは?
知り合いの写真家同士が集まって、世界の子供たちを助けたいね、という思いと、暮らしの中で写真に親しめる環境を作れたらいいね、という思いを合わせた結果、チャリティー写真展の売り上げを団体に寄付をするという活動になりました。
~どういった仕組みでチャリティーに繋がっていくのでしょう?
募集により参加するプロ写真家たちが無償で提供する写真プリント作品を、フレーム付き1点1万円で即売し、売り上げから経費を引いた金額を寄贈しています。フォトボランティア・ジャパン基金と写真家への利益はありません。これまでの合計、998名の写真家に参加していただいています。
~これまで、どういった団体の支援に繋がってきたのでしょう?
寄贈先については、確実な実績のある団体にしないと意味がないですし、また、より援助が必要そうな比較的小さい NGOに寄贈してきました。
これまで例えば、カンンボジアの幼稚園で絵本を作る費用、給食の費用、ネパールの女子校のミシン購入、世界の子どもへの経口ワクチン、東日本大震災当時に子どもだった人々の甲状腺検査の費用などを支援してきました。
Q そして、今年もその即売会がおこなわれるんですよね?
11月22日(金)から26日(火)の期間、品川区大崎にあるMGG(光村グラフィック・ギャラリー)で『アジアの子どもと女性に夢を 第23回 写真家達によるチャリティー写真展』を開催。フレーム付きの写真作品を1点1万円で即売する予定です。
~今年はどういった団体の支援に?
アジアの貧困削減の実現に向けて活動する認定NPO 法人「アジア・コミュニティ・センター21」を支援します。フィリピンの路上で暮らす若者に職業技術訓練の教材を提供、スリランカの貧しい女性の農家を率いる女性リーダーの育成につなげる活動に当ててもらう予定です。
Q 開催まで2週間となりますが、どういった写真が並びそうですか?
毎回人気のある動物写真から、美しい風景写真、人物、紛争地の子ども、自動車、花、ドキュメンタリーなどいろいろあります。会場で見て選ぶのも楽しいと思いますので、ぜひたくさんの方に足をお運びいただきたいです。
~さらに展示会のなか、さまざまなイベントも開催されるとか?
*11/22(金) オープニングレセプションがあります。どなたでもウェルカムで参加無料
*11/23 (土) ギャラリートークが午後2回あります。
さらに予約制でプロの写真家があなたのポートレート写真を撮影します。チャリティー展でお買い上げしてくれた方は無料なのでこの機会にぜひ!
~ご興味をお持ちの方、ぜひチェックをお願いします。