今朝は、子どもたちの外遊びを応援!日本中すべての街に 遊び場を作ることを目標に活動する「NPO法人PLAYTANK」の活動に注目します。
緑あふれる公園。ブランコや砂場がある児童遊園。子どもたちが羽を伸ばして駆け回れる遊び場が都市化・生活様式の変化から 徐々に無くなってきています。少し詳しく見てみると、一時は全国に4200以上あった児童遊園も令和2年の調べでは、2221、とおよそ半数に減ってしまっているんですね。(※厚生労働省調べ)子どもたちの遊び場の現状を間近でご覧になっているPLAYTANKの島田かおりさんに お話をうかがいました。
いろんな児童遊園っていう整備された公園は全国あちこちにあるんですけど、やっぱりどうしても住宅街の中とかいろんな制約や禁止事項がある中で、子どもたちがなかなかやりたいことを思いっきり遊べないっていう環境であるっていうのが現状ですね。遊び場所に限ったら都会の方が無くなってると思うんですけどでも、地方の子たちもまた違う課題として、家と家が離れてるので、学校から帰ったら遊ぶ仲間がいないとか、また違う視点での外遊びができないっていう課題は地方の方にも同じようにあると思ってます。外遊びが大事だっていうのは今結構言われていて、でも、じゃあどうさせたらいいのかっていうことに親御さんも街の人たちも悩んでいらっしゃると思うので、そこに「こんな遊び場があるよ/こんな風に大人は関わるといいよ」ということを私達が取り組んでいるので、一緒にやろうってお声掛けいただいてるっていう状況です。
外遊びは、心とカラダを成長させる 貴重な機会。多くの人が経験してきた外遊び、その遊び場を未来の子どもたちにも残していきたい。その想いから誕生した、PLAYTANK。現在は 練馬区を中心に、冒険遊び場(プレーパーク)の普及や イベントの実施。帰宅すると遊び場・仲間がいなくなってしまう子どもたちのために放課後、学校の校庭をつかった遊びの提案 など...外遊びにまつわる多くの事業を展開しています。子どもたちの遊びを見守り、育んできた島田さん。PLAYTANKの活動を通して、どんな未来を見つめているのでしょう?
外遊びは未来を創る力が育つって思ってます。その未来を創る力っていうのは、明日への希望。「明日また遊ぼうね」って笑い合うときに未来へのワクワク感とか未来への希望があふれてるなって感じてます。体も使って、頭も使って、心も使って。全部フル回転して遊ぶからこそ、体いっぱいに充実感が味わえて、また明日もっとやりたい!っていう思いはより膨らんでくるんじゃないのかなって思ってます。その力が育つのがやっぱり外遊び。なので、みんなが外で遊ぶ力が育つ社会になるようにっていう思いで取り組んでます。
NPO法人PLAYTANK島田かおりさん、お話ありがとうございました。「また明日ね!遊ぼうね!」明日への希望を生み出す外遊び!あなたの街にも、子どもたちの遊び場を作りませんか?PLAYTANKでは 冒険遊び場を作りたい。イベントを開催したい!といった問い合わせを随時受け付けています。