今日から「防災週間」がスタートしました。災害時の対応、、、家族でお話する機会、ありますか?内閣府・去年1月に掲載された「防災に関する世論調査」令和4年調査を見てみると...、「自然災害への対処などを家族や身近な人と話し合ったことの有無」という項目。36.9%もの方が、「話し合ったことがない」。その理由として「話し合うきっかけがなかったから」という回答が58.1%に上っています。
そんな話し合いのキッカケになる防災メディア、【いつもしも】の取り組みを 今朝はご紹介していきます。【いつもしも】、、、「子どもとママのリアル防災」をコンセプトに防災グッズ、非常食のアイディアほか、コラムなどから防災の知識を学ぶことができます。
この「子どもとママの防災」に着目した経緯。掲載されているアイディアについて、【いつもしも】編集部、吉原美里さんに 伺いました。
まず、もしものことを考える前に、いつもの方がどうしても忙しかったりして、またお子さんがいらっしゃいますと、結構必要なものが目まぐるしく変わっていくので、例えば5年保存の非常食であったりとか、そういったものだと対応しきれない部分がどうしても出てきてしまうので、ママさん本人の意見として自分たちで良いと思ったものを紹介していくというコンセプトになりました。例えば、余ってしまったオムツが非常用トイレの代わりになるですとか、あとは、ママさんですと、現金での集金がちょこちょこあると思うので、そのための小銭ストックは災害時にも使えますし、あとは子どものために常備している"おやつ"だったりも、もしパパママがお仕事の先から帰れなくなってしまった。みたいな時でも、お子さんが自分で開けて食べることもできますし、あとは心の安定にもつながるので、ちょっとしたことの積み重ねでたくさん考えられますね。
子どもたちの好き嫌いや成長にあわせて必要なものも目まぐるしく変わる 子育て家庭の防災。そんな家族を支える両親の想いに寄り添いながら、気軽な気持ちでスタートできる防災アイディアを意識しているといいます。
私たちは「やらないよりはマシ」とか、「何もないよりはいいよね」っていうのを合言葉にしていまして、その辺りを積み重ねでいつも備えるようにしています。いきなり家族に「防災やろうよ」って声をかけてもなかなか全員が行動するのは難しいと思うんですけれども、例えばちょっと「もしもの時に このおやつだけは食べたいっていうものある?」みたいな軽い話題から始めてみるだけでもすごく違うと思うので、ぜひちょっとしたもしもの話から始めていただけると良いと思います。
そう、「やらないよりはマシ」、なんですよね。例えば、いつものお買い物で、ウェットティッシュをひとつ買い足してみる。そんな気軽な入口から 少しずつ、防災はスタートできます。そして、家族でももちろん、ママ友、家庭外でも防災を話し合うキッカケに【いつもしも】がなれれば、と 吉原さん、お話されていました。
一度、読者の方とオンライン座談会でお話をしたことがありまして。そこでお話していく中で、ママさんたちが防災について堅苦しくなく「ここどうしてるの。」とか「ここめんどくさいよね」みたいに気軽に話せる機会があまり多くなかったのかもしれないなという風に思ったことがありまして。【いつもしも】がそういうきっかけになれたら嬉しいなと思っています。
J-WAVEの防災キャンペーン「STAY READY WITH J-WAVE~安全な未来のために」特設サイトには 【いつもしも】のほか、様々なサイトへのリンクが掲載されています。こちらも合わせて、チェックしてみてください。