今朝は、大阪から全国に広がっている【NPO法人AQUAkids safety project】の取り組みに注目していきます。代表は、水泳のインストラクターをしていた すがわらえみさん。ご自身の出産をキッカケに、子どもたちを水難事故から守る情報の発信をおこなってきました。
そのひとつが、水難事故予防のキーワード「サンダルバイバイ」です。子どもたちは、サンダルなどが流されてしまったときには、追いかけずにバイバイすること。そして保護者も、サンダルを無くしたり、流されてしまったことを叱らないこと。
この2つをしっかり約束する「サンダルバイバイおやこ条約書」を全国に普及しています。
サンダルバイバイって言葉だけだった年の翌年に同じような事故が起きてしまってすごく考えたんですよね。なんで追いかけちゃうんだろうって。いろんなこと考えた時に、もし自分が子供だった時に片方なくしたらちょっと親に怒られそうだなとかって思ったんですよね。やっぱりそこに関しては防げるというか、事前に約束していればその可能性は潰せるなっていうふうに思ったんです。親御さんのご協力があれば、その追いかける理由は潰せるぞって思ったんですよね。
モノは買い直せるけど、生命は買えません。サンダルバイバイのアイディアを知っているだけで守れる生命があります。4年前からスタートし、全国に広がっていったサンダルバイバイのプロジェクト。条約書から始まり、いま様々なコンテンツに広がっているといいます。
おかげ様で4年前から、このサンダルバイバイの親子条約のコンテンツだったり、あとはサンダルバイバイの歌ができたり、紙芝居ができたりっていうような形で、1つはコンテンツが非常に増えて広がってきたっていうところです。そのコンテンツも今ホームページにたくさん出させていただいてるんですけれども、ユーザーの皆様からご要望をいただいて作っているものが多いんですね。この歌って、ちょっと運動とか体操がついてたらもっと覚えやすいよねですとか、あとは、日本語だけじゃなくて、英語があったらなんか海外の友達にも伝えられるんだけどとかっていう、皆さんすごくサンダルバイバイを知ってくださって。それをまたお友達とか家族の皆さんに伝えようと皆さんしてくださる、すごくありがたい、温かい気持ちがあってですね。本当にパワーを出してくださってるというか、すごくありがたいなっていう風に思ってます。
今年も4月から 学校やスイミングスクールで「サンダルバイバイ water safety講座」の開催も予定されている【AQUAkids safety project】。
サンダルバイバイのアイディア、その発信と合わせて、ぜひ活動、チェックしてください。