今朝は、「等身大ホログラム装置」にフォーカス!
エンターテインメントの世界で、今は亡きアーティストの皆さんがホログラムによって3Dで蘇る姿を見たこともあるのでは?このコロナ禍で会いたい人に会えない状況も多いはず。会いたい人がホログラムで目の前に現れ、話すことをPORTL(ポータル)が可能にしてくれます。
開発元であるPORTL(ポータル)の創設者でありCEOのDavid Nussbaum(デビッド・ナスバウム)さんと繋がります。
JK :等身大ホログラム装置と言うことですが、写真ブースのようなものでしょうか?
DN :正に写真ブース、公衆電話ブースのようなものです。ホログラムコンテンツの送信はPORTLのカメラシステムを使用して送るのですが、受け手のプロジェクション(撮ったコンテンツを映す)ブースが特徴的です。
JK :撮影をしてクラウドにアップし、それをPORTL社のブースで受けると等身大の3Dホログラムが4K画質、遅延なし現れるということですね。どのようなサービスに活用されるのですか?ショッピングモールとかでも使われるのでしょうか?
DN : 色々な場所で活用可能です。現在全世界で展開を始めていて、日本でもイリュージョンエンターテインメントという会社と組んでいます。映画館のロビー、空港の待合所、色々な場所で使えます。具体的にはホログラムのマネキンが色々なファッションスタイルを身につけてみたり、政治家が大勢の前で講演をする際にホログラムとして現れたりすることができます。更に、今までは暗い場所でないと映せなかったのですが、我々のホログラム技術の特徴は明るい場所でも投影できるということです。
JK : 個人使用の場合は幾らくらいかかるのでしょうか?
DN : 現在ミニPORTLを開発していて、来年には提供できる予定です。50cmくらいの高さで、テーブルに乗せて使える大きさです。更に、このミニPORTLで我々の提供するエンタメや教育コンテンツを映し出すサービスもスタートします。ミニPORTL、2,000ドル(約20万円)になる予定です。
JK :なかなかイイお値段ですね。
DN : 最近のiPhoneはオプションとか含めるとそれくらいの値段ですよね。そしてちょっといいパソコンもそれくらいします。ホログラムの最新技術がその値段で手に入ると思えばお手軽だと思います。また月額4,000円ほどでレンタルできるプランも考えています。
JK :ミニPORTL、いつ頃出ますか?
DN : 現在デザイナーやコンテンツクリエイター、インフルエンサーの方々と協議しているところなので、来年には出せると思います。ローンチパーティーには是非ホログラムで参加してください!
JK :是非、楽しみにしています!