今朝は、味わい深い四川料理の世界にフォーカス!昨年話題となった「ガチ中華」という言葉・・・日本人の口に合わせた、これまでの優しい中国料理とは違い、本場の味を提供する、まさに中国さながらのメニューを提供するお店、とされています。

そんなガチ中華の人気が高まる中、明日から開催されるのが、本場の四川料理が楽しめるグルメイベント「四川フェス」。今日は、このグルメフェスの主催者でもいらっしゃる、四川省公認の四川料理の専門家であり、麻辣連盟総裁の中川正道さんに伺いました。

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JK: 四川料理の専門家という中川さん、麻辣ブームの火付け役とも言われているそうですが、「麻辣ブーム」とは?

麻辣とは「痺れて辛い」という四川の定番の味わい、2018年からブームになり、辞書にも言葉として掲載され、コンビニ、スーパーなどでも見かけるようになりました。

*「マー活」と呼ぶそうですね?

「マー」とは痺れるという意味で、中国のホワジャオ(花椒)を楽しんでいます。マーボー豆腐や担々麺の上にのっているようなものなんですが、日本の山椒とは違い、香りも痺れ方も違う。最初は味も分からなくて、痺れるのですが、段々快感になってくるんですよ。

*そして、時に気になったのが、中川さんの肩書きの中にある「麻辣連盟総裁」の文字・・・麻辣連盟とは?

四川料理に関する記事を書いたりメディアに掲載していたところ、四川料理ファンが集まり、四川料理を愛する仲間たちの会として発足しました。1200名ほどの会員で、皆で麻辣を極めよう、という会です。

*中華料理(中国料理)と一括りにしてしまいますが、大陸も広く、料理の種類は幅広いですよね?

中国8大料理と言われるものがありますが、その中でも四川料理は一番食べている人が多い料理となります。 

その中でも四川料理のファン・・・日本に多いような感じがしますが、これはなぜなのでしょうか?

一番の功績は、陳建民さんと丸みやさんが家庭に麻婆豆腐を広め、その後も次々と私たちが食べている料理として定着した僕は、四川省に4年間留学していたことからハマりました。四川省の人は四川料理しか食べないので。

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いよいよ明日から開幕する「四川フェス」、こちらではどんな四川料理がいただけるのでしょうか?

今回は麻婆豆腐の食べ比べ。20種類の麻婆豆腐が食べられます。オーソドックスなものから、具材が羊、牛すじとなったり、白、緑と色々な麻婆豆腐が食べられます。

JK: 四川フェスは、中野セントラルパークにて、明日、明後日と開催されます。中川さんも会場にいらっしゃる??

スタッフ全員、諸葛孔明の格好でいます!

2014年に四川料理の専門家として四川省から認められたことから、活動を続ける中川さん、麻辣連盟は、本当の四川料理を広めようというミッションで、四川料理の沼にハマってもらおうと活動を続けます。

明日からの四川フェス・・・麻婆豆腐20種類というお話でしたが、中川さんのおすすめは、友人などと来て、食べ比べをしてみるという楽しみ方。奥の深い四川料理、楽しめそうです。四川フェスは、中野セントラルパークにて、明日、明後日と開催。ぜひ、足を運んで、マー活、されてみてください!