今朝はアルゼンチン共和国です。

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南米大陸を南北に走るアンデス山脈をはさんでチリとアルゼンチンにまたがる広大な一帯が「パタゴニア」。そのアルゼンチン側は荒涼とした大地が広がっています。そして、アンデス山脈南端にある「南パタゴニア氷原」からはいくつもの氷河が流れ出し、大きな湖にいたります。そのうち、最も有名なもののひとつが「ロス・グラシアレス国立公園」の中にある「ペリト・モレノ氷河」。先端部分の氷が湖に崩れ落ちるのを見ることができ、「パタゴニア」の観光名所としても知られます。このペリト・モレノ氷河の氷の塊が移動する距離は1日あたりおよそ2メートル。また、地球温暖化にもかかわらず、氷河の長さが変わらない、世界でも稀な氷河です。

●アルゼンチンの朝は「ドゥルセ・デ・レチェ」ではじまります。

 「ドゥルセ・デ・レチェ」は、アルゼンチンでは国民食ともいえるキャラメル菓子の一種。砂糖を入れた牛乳をゆっくりと火にかけて作り、ペースト状になるまで煮詰めます。特にスイーツには欠かせない食材で、さまざまなレシピがありますが、中でも「ドゥルセ・デ・レチェ」をはさんだチョコパイが一般的。アイスクリームのフレイバーとしてもまたポピュラーです。クロワッサンや菓子パンの中身として使ったりクレープの表面に伸ばして食べるなど幅広く使われます。朝はトーストにまんべんなく塗っていただきましょう。さらに、熱い紅茶にも「ドゥルセ・デ・レチェ」を入れましょう。スプーンでかき混ぜながらどうぞ。