This Week's Number is・・・7  

7%」この数字は、去年の夏、首都圏のピーク電力消費量が、おととしに比べて、減った割合です。電気料金、7月請求分から値上げ、ということになっていますが去年の実績は、ピーク時、マイナス7%。東京電力のエリア内で、去年の電気利用のピークは、5525万キロワット。おととしのピークより 405万キロワット 下回りました。これは原子力発電所4基分に相当する、ということ。

去年、地球の北半球の夏は、NASAによると、1880年の統計開始以来、一番暑い夏でした。日本でも猛暑でした。なので、電力使用量全体では、前年比で2.6%増加。しかし、昼間のピーク時の利用量は4年ぶりに減少しました。これは、政府の節電要請に応じて企業が操業調整をしたことや、昼間のテレワーク率が減ったことが影響した、と分析されています。

発電所の稼働は、1日の電力使用量全体にあわせて ではなく電力のひっ迫の可能性があるピーク時の電力にあわせて調整されます。

猛暑が予想される今年の夏、電力消費量が多いのは、気温が高い午後2時から3時の時間帯なので特にその時間における節電がカギとなってきます。