This Week's Number is・・・  17

「17%」この数字は、今年の1月~6月の期間で、輸入車販売のうち、電気自動車(EV)が前の年の同じ時期に比べて伸びた割合です。これは、日本自動車輸入組合が先日発表したもので、輸入車全体では、前年同期比7%減の11万3887台。上半期としては2年ぶりのマイナスでしたが、そのうち電気自動車は1万785台と伸びていて、輸入車全体の販売において、1割近くを占めています。日本の新車販売全体の電気自動車比率は伸びていないものの、車種の数が多い輸入車では、先行してEVシフトが進んでいます。

ブランド別販売台数では、首位がドイツのメルセデス・ベンツ。2位は同じくドイツのBMWですが、中国のBYDが大きく数字を伸ばし、前年同期の19位から14位に浮上しています。ヨーロッパ勢や中国のメーカーは電気自動車の車種を拡充し、日本の交通事情に適した小型EVの投入を進める予定。今後も輸入車におけるEVの販売比率が上昇することが予想されています。