This Week's Number is・・・82.1 

82.1%」この数字は、南海トラフ地震臨時情報について「発生の可能性が少しでも高まったなら出してほしい」と答えた人の割合です。

これは、今月8日の日向灘での地震の後に発表された「南海トラフ地震臨時情報」について、共同通信が 全国で電話調査したものです。

8割以上の人が、発表に肯定的な意見ですが、一方で、夏休み期間に、ホテル、飲食店などの予約キャンセルも相次ぎました。売り上げ面で大きな被害が出たという業種も多く存在します。情報の発表と、その結果を受けての補償などの対応、この仕組みも 検討が必要かもしれません。

今回、初めて出された南海トラフ地震臨時情報でしたが、主な大企業54社の半数以上が、臨時情報が出た際の対応を 計画していませんでした。また、全国の小売店で、飲料水や食料品などの売り上げが顕著に伸びました。普段の備蓄が十分でなかった可能性が指摘されています。

この週末、各地で、台風10号の被害も心配されますが、災害への備え、日頃からお願いします。