今日は、俳優・桐谷 健太さんのPLAY IT LOUD。
おはようございます、桐谷健太です。僕がいま、リスナーの皆さんとシェアしたい曲は、Jon Hopkinsの「Grace」です。僕はもともとエレクトロニカとか、インストゥルメンタルだったりテクノだったりが好きで、子供のころから、寝る前に、うちのオカンがモーツァルトとか、シンセサイザーの喜多郎さんとか、すごい聞かせてくれていて、だからそういう歌詞のない音楽もすごく好きといいますか、歌詞がない分、自分の感覚であったり、想像であったり、あと、イヤホンをしてたら、その自分が今見てる風景と重なって混ざっていく感じがすごく好きというか、いろんな感じ方、捉え方ができるのが、こういう音楽の魅力かなと思います。朝聴いても気持ちいい曲だと思います。それでは聞いてください、Jon Hopkinsで「Grace」。
俳優・桐谷 健太さんに選んでいただいたナンバーは、 Jon Hopkins 「 Grace 」2001年のアルバム『Opalescent』に収録された1曲です。桐谷さん、インスト好きなんですね!たしかに、イヤホンで聞きながら街に出ると、見ている景色とシンクロするっていうお話、よく分かります。その日の自分のサウンドトラックになるんですよね。
Jon Hopkinsは、イギリスのミュージシャン、プロデューサー。COLDPLAYと かなり深い関係にあって、 Jon Hopkinsがプロデュースやリミックスで参加している曲、そして、 Jon Hopkinsの曲をサンプリングしたナンバーもあります。素敵な選曲、ありがとうございます!
さて、僕、桐谷健太ですが、現在公開中の映画「ビジランテ」に出演しています。内容は、幼いころに失踪した長男・一郎、これは大森南朋さんが演じてるんですけど、が、30年ぶりに、次男の次郎、鈴木浩介くんと、三男の三郎って僕と再会するところから話は始まっていくんですけど、なんていうんですかね、地方都市で起こりうる、すごいハードボイルドな、とにかくね、カッコイイんですよ!ほんとに身の回りに起こっててもおかしくないような、ある種日本の社会的な部分も風刺してる部分も僕はあると思います。で、今回の役ほど、分からないなぁと思いながら入った役も初めてで、でも、三郎のブーツを履いて、服を着て深谷の町に降り立って、あの冷たい風を受けた時に、直感的な、あ、三郎ってこういう歩き方や、とかね、こういう感じの話し方やなっていうのがすごく分かったというか、自分の中では新鮮で、面白かったですね。絶望的にかっこいい映画ができたなって思ったので、僕の代表作になったと俺は感じています。それぐらい感じた作品なので、観てほしいんですよ(笑)映画「ビジランテ」、現在公開中です。ぜひ、ぜひ!劇場で、ご覧ください。ありがとうございます!
以上、桐谷健太でした!
熱いアピールありがとうございます!桐谷さんが自身の「代表作」と明言する映画「ビジランテ」監督・脚本は入江悠さん。小さな地方都市の中でうごめく数々の黒い野望、ぶつかり合う3兄弟・・・果たして彼らが守りたかったものは何だったのか・・・ぜひ、スクリーンで。