今日は、俳優・河合 優実さんの"PLAY IT LOUD"

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おはようございます、河合優実です。私がいまリスナーの皆さんとシェアしたい曲はBillie Eilishの「LUNCH」です。自身のインタビューの中で「自分のジェンダーとかセクシュアリティーを結構オープンに初めて曲にしてみました」っていうことを語っていて、そういう目線でも読める歌詞なんですけど、曲自体もすごくキャッチーで、一行、すごい歌詞がありましたね。「She's the headlights, I'm the deer」っていう、「彼女がヘッドライトで私が鹿」っていう歌詞に衝撃を受けて、ビジュアルとしてパッと思い浮かぶし、好きな人をヘッドライトに例えて、そこに飛び出してきて立ちすくんでしまう鹿を自分に例えるって、なんて文学的でポップでかっこいいんだと思って、すごい曲だなぁと思っています。私は料理中に音楽を流す事が多いですね。自分の手元にしか集中できない時に耳から音楽が入ってくるみたいなことが多いんですけど、「LUNCH」もその一つですかね。では聞いてください、Billie Eilishで「LUNCH」。

 俳優・河合 優実さんに選んでいただいたナンバーは、Billie Eilish 「 LUNCH 」。5月リリースのニューアルバム「HIT ME HARD AND SOFT」収録の1曲です。河合さん、素晴らしい解説をありがとうございます。ほぼ、繰り返しになりますが、この曲「LUNCH」は、ビリーは自身のセクシャリティーについて かなりオープンに、赤裸々な歌詞でつづられています。そして、インタビューでは、そういったセンシュアルな話題をもっとオープンに話してもいいんじゃない?といったことも語っていますが、ファンのみなさんはちょっと戸惑いを隠せないようですね。そして、「LUNCH」の歌詞の中で河合さんが「衝撃を受けた」と語るのが、この一節。

 She's the headlights, I'm the deer

   彼女はヘッドライト、私は鹿

 車のヘッドライトを好意を寄せる女性に、

 そのヘッドライトに照らされて立ち尽くす鹿を自分自身に例えるという たしかに、すごい表現ですよね。素敵な選曲ありがとうございます。では、河合 優実さん、近況も教えてください。

さて、私、河合優実ですが、現在公開中の劇場アニメ「ルックバック」に声優として出演しています。学年新聞で4コマ漫画を連載している小学4年生の藤野、この藤野っていう女の子が、私が演じる子ですね。クラスメイトから絶賛され、自分の画力に絶対の自信を持つ藤野だったが、ある日の学年新聞に初めて掲載された不登校の同級生、京本の4コマ漫画を目にし、その画力の高さに驚愕する。京本と一緒に漫画を描き始めた藤野、しかしある日、すべてを打ち砕く事件が起きる。という内容になってるんですけれども、漫画を題材にしてるっていうこともあって、クリエイターの人、ものづくりをする人がすごく共感できる話としてももちろん読めるんですけれども、その前に青春物語で2人の女の子が夢を追いかける話でもあるので、皆さんがどういうお仕事をして、どういう生活を送っているかっていう、目線の違いで楽しみ方もいろいろ奥が深い作品だなと、ほんとに観て思ったのでぜひご覧いただきたいなと思います。劇場アニメ「ルックバック」は現在公開中です。ぜひご覧ください。

以上、河合優実でした。

2021年に「少年ジャンプ+」にて公開されると、著名なクリエイター陣をはじめとした数多くの漫画ファンの間で話題を呼び、「このマンガがすごい!2022」オトコ編第1位にも輝いた藤本タツキ渾身の青春物語が劇場アニメ化。漫画へのひたむきな思いが、二人の少女をつないでいく...しかし、すべてを打ち砕く事件とは・・・劇場アニメ「ルックバック」は現在公開中。ぜひチェックしてください。