【カリブ・ラテンアメリカストリート 2024】

中南米、カリブ・ラテンアメリカ諸国の文化を食べて、飲んで、踊って楽しもう!明日あさっての2日間、墨田区立 隅田公園そよ風ひろば で陽気で美味しいフェスティバルが開催されます。

フードブースに並ぶのは、肉汁あふれるチョリソーを カリカリのパンに挟んでいただくアルゼンチンの国民食、「チョリパン」。ジャマイカからは「ジャークチキン」。ブラジルの「シュラスコ」。コロンビアからは、熱々お肉を薄いパン生地で包んだ 「エンパナーダ!」などなど、フードトラックと合わせて25もの伝統食とお酒が堪能できます。

ライブステージでは サルサ、レゲエの生演奏。ラテン音楽が心地よく流れます。「共通言語が無くても食と音楽で 文化がつながるイベントに!」そんな想いから展開される【カリブ・ラテンアメリカストリート2024】。

東京スカイツリーを望む 墨田区立 隅田公園そよ風ひろばで明日あさっての開催。入場は、無料です。

続いては、今日 公開の、この映画。

映画 「関心領域」

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第96回アカデミー賞で国際長編映画賞と音響賞を受賞。イギリスの作家、マーティン・エイミスの小説を映画『アンダー・ザ・スキン 種の捕食』を手がけたジョナサン・グレイザー監督が映画化した作品です。

一家をまとめる母、ヘートヴィヒ・ヘスを演じたザンドラ・ヒュラーは今年2月に日本でも公開された『落下の解剖学』でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされ大きな注目を浴びました。

ナチスがアウシュビッツ周辺40キロ平方メートルの領域つけた名称がこの映画のタイトル、『関心領域』。

時は1945年です。大きな家に、広い庭。青空の下で子どもたちは元気に走り回り、幸せに過ごす、とある家族の日常。

しかし。家の窓から見える壁の向こうでは大きな建物から煙があがり、普段の私たちの生活では聞こえてこない聞き馴染みのない音が聞こえてきます。

そう、一家が暮らすこの家があるのはナチス・ドイツが占領後にアウシュビッツと改名した、ポーランド南部にあるアウシュビッツ収容所のま隣で、その家の主人はアウシュビッツの所長なのです。

ナチスの狂気が作り出したまさに地獄、アウシュビッツ収容所の真横に、何も起きていないかのように平穏で幸せに暮らす一家。この作品を見て、あなたはどんなことを感じるのでしょうか。

映画、『関心領域』。人間の狂気が作り出したホロコースト。地獄から壁一つ越えたところにある豊かで平穏な暮らし。その対比は見るものの心を激しく揺さぶります。アカデミー音響賞を受賞にふさわしく、シアターを包み込む「音」は胸騒ぎから徐々に見るものの恐怖心を煽る絶大な効果があります。そして、演じ手の自然な演技も素晴らしいのですが、これはアウシュビッツ近くの廃屋を立て直した所長宅に仕込んだおよそ10台のカメラ、80個のマイクの効果でしょうか?

そして、見終わった際、収容所の所長一家のようにヌクヌクと暮らしている自分、いまだにウクライナ、ガザ、そしてここ日本でも続く人間の凄惨、心無い行為への関心が十分あるのか、胸に手を当てました。

映画『関心領域』は、今日から公開です。

そして今日は、この『関心領域』も見られる 映画鑑賞デジタルギフト「映画GIFT」2000円分を3組6名様にプレゼント!この「映画GIFT」は販売中の全てのムビチケに使えて、全国どこの映画館でも観られるデジタルギフトとなっております。

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