●「超・日本刀入門 revive 鎌倉時代の名刀に学ぶ」!

丸の内にある「静嘉堂文庫美術館」で明日から開催される、日本刀にまつわる展覧会。長らく続く 刀剣ブーム。インバウンドの人気もあり、ますます注目度がアップしている日本刀!ですが...

「全部同じに見える」

「興味はあるけど、どこを見ればいいのか分からない」

...そんな皆さんに向けて開催される展覧会が、超・日本刀入門です!

鎌倉時代の刀剣を中心に、静嘉堂が所蔵する国宝や重要文化財といった指定刀剣9振がすべて展示されます。中には、織田家の重臣、滝川一益が主君、織田信長から受け取った、という特別な1本も。

600年の時を超えて輝く刀剣の数々を 間近で見るチャンス!これは貴重です。「超・日本刀入門 revive 鎌倉時代の名刀に学ぶ」明日から8月25日まで、静嘉堂文庫美術館で開催されます。

続いては、今日公開の、この映画。

「ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ」

20240621week.jpg

季節は夏目前、ですが、新たなクリスマスムービーの名作が誕生しました。監督を務めたのは『サイドウェイ』と『ファミリー・ツリー』で二度、アカデミー賞脚色賞を受賞したアレクサンダー・ペイン。タッグを組むのは『サイドウェイ』でゴールデングローブ賞主演男優賞受賞のポール・ジアマッティ。さらに、今回登場人物の1人、メアリーを演じたダヴァイン・ジョイ・ランドルフは第96回アカデミー賞で助演女優賞を受賞しています。

映画『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』、どんなストーリーなのでしょうか。

舞台は1970年の冬。ボストン郊外にある私立 全寮制男子校のバートン校です。クリスマス休暇ということで、家族の元に帰る生徒や教師がほとんどの中、特別な理由で学校に残らざるを得ない生徒たちが...。勉強は抜群、でも、家庭環境が複雑なアンガスです。帰る場所のない彼と過ごすことを任命されたのは考古学の教師、ハナム。(ポール・ジアマッティが演じています)そして、彼らの食事を作ってくれるのは寮の黒人の料理長、ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ演じるメアリー。立場も共通点もないように見える3人2週間のクリスマス休暇を一緒に過ごすことになります。

そして、クリスマスの夜。突然、アンガスがこんなことを言い出します。

『ボストンへ行きたい。スケートしたり、本物のツリーが見たい!』

しかし、アンガスがボストンに行きたい理由は実は他にありました。そして、ハナム先生もボストンで思いがけない再会を果たします。心に隠した秘密が明かされるとき、彼らはどこに辿り着くのでしょうか。映画、『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』。

教師、生徒、学食のシェフ。立場、年齢、人種も違う三人。

三人の背景=心の傷と淡い希望、これが縦と横の糸の如く 織り込まれ、三人の心の通い合いがゆっくりとスクリーンに展開します。

高校生のアンガスを演じるドミニク・セッサ、映画初出演です。

監督が800人もの中から選んだだけある演技力。なぜに?本人も全寮制高校の卒業生だからか?オスカー候補者とオスカー女優とのトリオが織りなす心温まる映画、ぜひご覧ください。

付け加えますが、ちょうど舞台の1970年にアメリカにいた私。実際の学校でのロケ映像、そして音楽、ファッション/衣装、時代考証完璧です。レトロな雰囲気も最高です!

映画鑑賞デジタルギフト「映画GIFT」2000円分を3組6名様にプレゼント。全国どこの映画館でも観られるデジタルギフトの応募し締め切りは10時30分までです。