【入谷朝顔まつり】

今回で77回目の開催となる歴史ある朝顔市。あす7月6日から8日まで、台東区の入谷鬼子母神 周辺でおこなわれます。その歴史は江戸時代にまでさかのぼるという 朝顔市。会場にはおよそ40軒の朝顔業者が出展、合計 12万鉢にも及ぶ花々が並びます。その品種は1000以上にのぼる、という朝顔。ひとつひとつ咲き方も色彩も異なる、個性豊かな朝顔に癒やされながら、すぐ隣りでは 露店が100軒規模で並びます。江戸から伝わる ニッポンの夏景色、あすからの3日間で、ぜひご堪能あれ。

【第77回 入谷朝顔まつり】!JR鶯谷駅、または地下鉄日比谷線の入谷駅近くの入谷鬼子母神周辺で開催です。

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映画【メイ・ディセンバー ゆれる真実】

1990年代にアメリカで実際に起きた「メイ・ディセンバー事件」。当時、13歳の少年と、36歳の女性の不倫、獄中出産、そして、出所後の結婚。アメリカではメディアと世論が沸騰した衝撃の事件を基に作られたのがこの映画。第96回アカデミー賞では脚本賞にノミネートされました。映画「キャロル」のトッド・ヘインズ監督が俳優ナタリー・ポートマン、ジュリアン・ムーアとタッグを組んだ映画『メイ・ディセンバー ゆれる真実』、どんなストーリーなのでしょうか。

当時、 36歳のグレイシーは、アルバイトで知り合った未成年、12歳の少年との不貞によって、逮捕。その少年との間にできた子どもを獄中で出産し、出所後にその少年と結婚したことで、世間から注目を集め、騒がれますが夫婦は 家族と幸せに暮らしています。

しかし。その23年後に、その事件が映画化されることが決定。映画のモデルとなったグレイシー(ジュリアン・ムーアが演じています)とジョー夫婦の元に、グレイシーを演じることになった俳優=エリザベス(ナタリー・ポートマンが演じています)がやってきます。

エリザベスは夫婦と行動を共にしながら、彼ら自身や周りを取り巻く人々に話を聞いていきます。

しかし、知れば知るほど、エリザベスは思います。

『グレイシーの心の奥が見えない、、、。』

グレイシーとジョー夫妻の関係は一体、どんな形をしているのか。 映画、『メイ・ディセンバー ゆれる真実』。年の差24年。相手の少年は中学1年生。法律と社会が赦すはずがない関係性。

しかし、映画は犯罪の報いを受け、刑期を終えて夫婦となり、その間の子供達との暮らしから入り、そして一見幸せな関係を描きます。

償いを終えてはいる、とて、正直胸騒ぎしか感じない映画の滑り出し。その座りの悪い感覚が映画の全編、見るものの価値観を揺るがします。

そして観るものの心に問いかけます。倫理とは?許しとは?幸せの追求ってどこまで許せる?正直、この腑に落ちそうで落ちない感覚。この映画の制作陣が極めて黒いユーモアセンスを狡猾に使って狙っていたのはこの感覚なのか?私は見事に乗せられました。あなたの鑑賞後の思いを伺いたいです。

映画『メイ・ディセンバー ゆれる真実』は、来週金曜日から公開です。

そして、今日は『メイ・ディセンバー ゆれる真実』もご覧いただける映画鑑賞デジタルギフト「映画GIFT」2000円分を3組6名様にプレゼント! この「映画GIFT」は販売中の全てのムビチケに使えて、全国どこの映画館でも観られるデジタルギフトとなっております。いつもお世話になっている方に贈るプレゼントにも、ちょうどいいかもしれないですね。ご希望の方は、お名前、おところ、ご連絡先を明記の上、 キーワードとともにご応募ください。