【超芋まつり

●今週、グッと気温が下がって肌寒くなりました...。そんな秋に、お芋、食べたくなりますよね。きょうから4日間、川崎・等々力緑地 催し物広場で開催されます「超芋まつり」!

日本全国から焼き芋店、さつまいもスイーツ店 15店舗が集合!定番のホクホク系?ねっとり系?甘さが凝縮されたアツアツの焼き芋はもちろん、外はカリッと、中はトロッとした「石焼き芋ブリュレ」や、濃厚な「さつまいもドリンク」まで、メニュー総数は...なんと100品以上!そして「超芋まつり」では 食べるだけではなく、遊べます。さつまいもを、土を掘って見つけ出したり、サイズ別に仕分ける体験ができるとか!その報酬にもらえるのは...もちろんお芋です。

「超芋まつり」は、きょう11月1日から4日(月曜・振替休日)までの4日間。川崎・等々力緑地 催し物広場で開催されます。入場は、無料です!

【映画「ロボット・ドリームズ】

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第96回アカデミー賞で長編アニメーション賞にノミネート。世界中の映画賞で10を超える賞を受賞した映画がいよいよ日本でも公開になります。この作品、ナレーションがありません。セリフもありません。音楽と効果音と映像のみで 全てが表現されているんですが、これが本当に心打たれるんです!

そんな映画『ロボット・ドリームズ』、どんなストーリーなのでしょうか。 

舞台は大都会・ニューヨーク。主人公は1匹の犬・ドッグです。ドッグは毎日、ひとりでご飯を食べ、ひとりでテレビを観てずっとひとりで過ごしています。そんなある日。テレビを観ていると心動かされる1つのCMが流れてきました。さっそく紹介されていたもの注文し、数日後、それが自宅に届きます。ドッグが注文したもの、それは、、、友達ロボット。ドッグとロボットは日々を一緒に過ごし、どんどん友情を育んでいきます。これまでひとり寂しく過ごしていたドッグの日々はロボットと一緒にいることで輝きを増していきます。しかし。

夏の終わりに海水浴を楽しんだ帰り、ロボットが錆びて動かなくなっていることに気づきます。ドッグは必死に持って帰ろうとしますが、ロボットが重過ぎて、びくともしません。しかも、ビーチはその日を最後に来年の夏まで閉鎖されてしまうことに。離れ離れになったドッグとロボット。来年の再会を心待ちにしながら、それぞれの時を過ごします。そして、来たる翌年の夏。ふたりが迎える結末とは。

そんな映画『ロボット・ドリームズ』。

この映画の中でドッグとロボットが築く絆。その関係性は実は現実世界の人間と犬の写し鏡?そう、犬は人類最良の友、とも言いますよね。でも映画の中で展開する関係性はどう表現されているのか?

二人、いや、二人は人間でないので、

二つの主体どでもいいましょうか、

キャラクター、個性の関係性は主人と僕なのか、

友なのか、それもとロマンティックな間柄なのか?

ストーリーの中で散りばめられるシーンによって、そして見るものによって違って捉えられる感性の隙間にその関係性は入り込んできます。言葉でなく、アニメーションのシンプルな表情と絶妙な音楽で表現されるこの関係性。80年代のニューヨークで展開するファンタジックでいろんな絆とその儚さ。ぜひ1時間42分のエアーポケットに気持ちよく、切なく漂ってください。

映画『ロボット・ドリームズ』は、来週 金曜日公開です。