【Natural Wine Love Vol.3】
ワインを愛するすべての人に向けたイベントが明日から2日間、青山の国際連合大学・中庭で開催されす。国産ワインを中心に、取り揃えているのですが、瀬戸内海からは、建築家の伊東 豊雄さんが代表を務める、「大三島 みんなのワイナリー」。そして、この番組Hidden Storyのコーナーでもご紹介した宮城県 南三陸町の「南三陸ワイナリー」。そのほか、全国のナチュラルワインを試飲、購入できます。
また、ちょっとお酒は苦手...、そして、この週末はお子さんとお出かけ...というあなたには、およそ10店舗の焼き菓子が並ぶ「青山あまいもの会」も同時開催。
ホリデーシーズンのギフト選びにもピッタリかも。
●「Natural Wine Love Vol.03」は、あすあさって、表参道駅から歩いて5分、国際連合大学・中庭で開催されます。
●今日公開【映画型破りな教室】
2023年のサンダンス映画祭で観客賞を受賞!授業とは思えないような型破りな方法で子どもたちの興味を引き出し、全国トップの成績に導いた先生と生徒の物語。2011年にメキシコであった実話を元にした作品が日本でも公開されます。映画『型破りな教室』、一体、どんな物語なのでしょうか。
舞台は、アメリカとの国境近くにある、メキシコのマタモロスにある小学校です。この地域は決して治安が良いとは言えず、子どもたちは常に犯罪と隣り合わせの環境で育ちます。
その上、教育設備は不足し、そのせいもあってか、教員も意欲に欠ける人ばかり。学力はメキシコ国内で最底です。
そんな小学校にある日、新任教師のフアレスが赴任してきます。フアレス先生は、教室の机を隅に追いやり、床に座りながら、こう言います。
『机は救命ボート、床は海。君たちは23人でボートは6つ。どうする??』
とても授業とは思えない授業で、フアレスは他の先生から注意を受けますが、これまで勉強に興味すらなかった生徒が次の日、こう言います。
『昨日の続きがしたい。』
子どもたちは、自分で考えることで、色々なことが少しずつ分かるようになっていきます。
そして、未来をイメージすることすらできなかった子どもたちが、可能性と夢に出会います。そんな映画『型破りな教室』。
思い起こしてください。学校とクラスの決まり事って多くなかったですか?先生の言うこと守ることが実際に学ぶことより重要でしたっけ?秩序が何よりも大事?教育って、学ぶことって本来は自由で楽しいはず。その楽しさを優先する、言わば当たり前の教え方が「型破り」なのか?この作品は問いかけてくれます。
「型破りな教室」、この映画の撮影も型破り?
教室内でのシーン、絵コンテを用意しなかった監督はこう語ります~私の意図は、スリリングな恐怖、興奮、そしてエネルギーのすべてをスクリーンに映すことでした。~おっしゃる通りの出来栄え、いや、それ以上だったかもしれません!さあ、子供たちの自然な好奇心、向上心を引き出す型破りな教師が、貧困と犯罪の町で喘ぐ底辺校でどういう成果をもたらすのか?エンディングでぜひご確認を。
映画『型破りな教室』は、今日から公開です。