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2014年のラストは・・・
今年10月の番組スタート以来、
リスナーの皆さんからお寄せ頂いた
ハガキ、手紙、メールから選んだ
メッセージとミュージック・シェアを
お送りします。
年の瀬のサンデー・ナイト、
ぜひ、聴いてください!
MUSIC STREAM
動かなくても旅はできる。
ミュージック・ストリームに
身をゆだねてください。
新東京ラプソディ / 山下達郎
J-WAVEが開局した1988年10月にリリースされた山下達郎の通算9枚目となるオリジナル・アルバム『僕の中の少年』に収録の曲。表記は「新・東京」で、「ネオ・トーキョー」と読みます。かねてから訓市が話題にしていた「東京ソング」の候補曲とします。
Fields Of Gold / Sting
イギリスを代表するヴォーカリスト兼ベーシストのスティングが1993年にリリースしたアルバム『Ten Summoner's Tales』に収録された「美メロ曲」。彼が全幅の信頼を置くドラマー、ヴィニー・カリウタとの相性はバツグン!
I Still Haven't Found I'm Looking For / U2
アイルランド出身で現代最高峰の4人組ロック・バンドU2… 彼らの名前を一躍ワールド・ワイドにした大ヒットアルバム『The Joshua Tree』に収録されている曲で、全米チャートNO.1を記録しています。
Waiting On A Friends / The Rolling Stones
現代最高峰かつ、現役最年長ロック・バンド、ザ・ローリング・ストーンズが1981年にリリースしたアルバム『The Tatto You』に収録。実は、このアルバムは以前に録音されながら未発表だったアウトテイクを中心に構成されていますが、セールス的にも大成功!この曲で流麗なテナーサックスをプレイしているのはジャズ界の巨匠ソニー・ロリンズです。感服!
Let's Go Out Tonight / Craig Armstrong
英スコットランド出身のコンポーザー、クレイグ・アームストロングが1998年にリリースしたファースト・ソロ・アルバム『The Space Between Us』に収録されている曲。メランコリックです!
Travellin' Man / DJ Honda feat.Mos Def
米ブルックリン出身のラッパー、モス・デフをフィーチャーしたDJ HONDAの曲で、彼が世界進出を果たした後にリリースされた1997年のアルバム『h II』に収録。
L'Eau A La Bouche / Serge Gainsbourg
生前、フランス屈指のダテ&モテ男として数々の浮名を流し、俳優、歌手、ソングライター、そして映画監督としても活躍したセルジュ・ゲンズブール。この曲は同名タイトルによる1959年の映画主題歌で、邦題は「唇によだれ」。
Breathing Black Ground / Sarah Neufeld
カナダ出身の女性ヴァイオリニスト、サラ・ニューフェルド... 今回、リスナーの方からのメッセージで知り、セレクトしましたが、なんとも言えない独特な音世界観が魅力!
In My Life / Bette Midler
訓市が2014年のラストにセレクト!ビートルズのカバー・ヴァージョンで、映画『For The Boys』のサントラに収録された「In My Life」。ベット・ミドラーはこの映画の主役も演じています。
ON AIR NOTES
どんな会話を交わしたのか。
何を見たのか、何を聞いたのか。
その音の向こうに何があったのか。
Kunichi was talking...
頼んだら本当に手紙が来てびっくりしたんですけど、手書きの文字を見るというのは、こんなに嬉しいものなのかって思いました。あとは絵を書いてくださったりとか・・・
★さそりさん
「心落ち着く番組が始まってとても嬉しい気持ちでペンをとっています。ラジオ局にハガキを出すのは40年ぶり。SADEかStingの曲をリクエストします」
40年ぶりに書いて頂けるのはすごく光栄で、今度はぜひその間の旅の思い出とかを教えて頂ければと思います。
スティング。僕はアメリカでライブに行ったことがありまして、当時の彼女がすごくスティング好きで、一緒に行こうって車で3時間位かけてスタジアムに行きました。隣ですごく盛り上がってましたけど、その時の僕には全く刺さらなくて、その2時間半位が苦痛だったんですけど。後になってすごくいい思い出になりました。
★ボンちゃんさん
「旅の話ということですが、今から18年前。私の父がワシントンにある寺院の住職を任されていましたので、アメリカに住んでいました。お寺はワシントンにありますが遠方にもたくさんの檀家さんがいるので、父のお供でアムトラックと車を駆使して、ノースカロライナ・サウスカロライナ・ジョージアフロリダといった地域の檀家さんの家をまわりました」
この辺りは素晴らしく綺麗ですがなかなか行く機会がないと思いますが。お便りを読んで、お父さんと車でアメリカを旅する風景が想像できまして。なんか微笑ましいというか。自分は自分の父親とそんなことしたことはありませんが、なぜか昔どこか行った時の風景とシンクロしてとても素敵な気分になりました。
★AKIOさん
「19歳の時にセルジュ・ゲンズブールの声とフランス語の美しさに魅せらせ、パリに留学しました。想像と違ったことも多かったですが、この曲を聴いて初心を思い出し、改めて勉学に励むことができました」
パリ。僕が行った時も日本人の方すごく多かったですけど、最近は減っちゃったのかな。景気も悪いですし、今となっては日本人が行って、アルバイトもなかなかできないですし、ユーロも高いですし。ただ、あの街は行くと誰もが急に詩人というか、ゲンズブール化してきて、シャツのボタンを開けてしまったり、タバコを無尽蔵に吸ってしまう人が続出したり。僕も普段飲まないですけど、ワインを飲んだりします。
★こだわりさん
「一時期、映画の影響でパリのポンヌフ橋で写真を撮る人が多かったですが、今はいるんでしょうかね?」
映画『ポンヌフの恋人』ですよね。僕もパリに行ったときに「ポンヌフ橋に行きたい」って言ったら、「ポンヌフの意味を知ってるのか?」って。『新しい橋』という意味で、「新橋か!」と思って。それで風景がガラガラと音を立てて崩れました。
野村訓市
1973年東京生まれ。幼稚園から高校まで学習院、大学は慶応大学総合政策学部進学。
世界のフェスティバルを追ってのアメリカ、アジア、ヨーロッパへの旅をしたトラベラーズ時代を経て、99年に辻堂海岸に海の家「SPUTNIK」をプロデュース。世界86人の生き方をたったひとりで取材した「sputnik:whole life catalogue 」は伝説のインタビュー集となっている。
同名で「IDEE」よりインテリア家具や雑誌なども制作。現在は「TRIPSTER」の名で幅広くプロデュース業をする傍ら、ブルータス等の雑誌などで執筆業も行う。