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20230723

俳優の原菜乃華さんに、
生活・未来のために取り組んでいることを伺いました。

私たちの生活、未来のために、明日からすぐ行動できる
身近なアクションのきっかけを作る
「J-WAVE SELECTION ITOCHU DEAR LIFE,DEAR FUTURE」

今回のゲストは俳優の原菜乃華さん。
新海誠監督のアニメーション映画『すずめの戸締まり』で、
1700人を超える中から主人公の岩戸鈴芽役に選ばれ、注目を集め、
今年9月公開予定の映画『ミステリと言う勿れ』では
ヒロインを演じています。

そんな原菜乃華さんと、
私たちの生活・未来のために出来る身近なアクション、
誰かの笑顔のために出来ること、一緒に考えていきました。

原菜乃華さんが俳優の仕事や日常の会話から感じたこと、
取り込みたい身近なアクションとは?

昨年公開された新海誠監督のアニメ映画「すずめの戸締り」の主人公、
岩戸鈴芽役を演じた原菜乃華さん。

東日本大震災を題材にした作品でしたが、
新海監督と震災に関してお話する機会があったそうです。

「直接被災したとはいえない自分に何ができるのか、何をするべきなのか、
311からずっと考えている」という監督の言葉に、
役者としての自分の役割ってなんだろうと考えさせられた原さん。
人の人生を変えてしまう力があるほど影響力がある映画やドラマなどの作品。
自分もたくさん物語に救われて影響を受け、今この仕事を続けていて、
関わる作品については深くよく考え、誰かの支えになれたらいいなと思っているようです。

そんな原さんが最近、印象に残った作品は、朝井リョウさんの「正欲」。
読んだ人と語り合いたい作品で、
少数派の人の話、私たちには関係ない話ではなく、
考えることを辞めず、そういう人と友達になりたいと思ったそうです。

どんなことに対しても、意見は人それぞれ。
原さんが言う通り、会話して考え続けることは大事です。

学生の頃のSDGsに関する授業や取り組みについての話では、
今の学校の動きについての話題に。
11歳下の小4の妹がいる原さんですが、
今は学校でSDGsに関するグループワークがあり、
自分たちがまとめた資料を見せてくれたそうです。
SGDsについて私たちの小学生時代よりも重要視されてきていることが実感できます。

原菜乃華さんが10年後になりたい自分、なっていてほしい社会

柔軟に物事を考え、議論ができる世の中になってほしいという原菜乃華さん。

最近仲のいい友達と少し真面目な話をした時、
共感はできないけど理解はできるという意見があったそうです。
自分とは違う意見を理解できないからとシャットアウトしたり、
攻撃するのではなく、こんな考え方もあると受け入れることで、
自分の意見を深めていけたら素敵ですよね。

次回の放送は8月27日です。お楽しみに!