ARCHIVE
ARCHIVE LIST俳優の板垣瑞生さんに、
生活・未来のために取り組んでいることを伺いました。
私たちの生活、未来のために、明日からすぐ行動できる
身近なアクションのきっかけを作る
「J-WAVE SELECTION ITOCHU DEAR LIFE,DEAR FUTURE」
今回のゲストは俳優の板垣瑞生さん。
これまでに『花燃ゆ』、『麒麟がくる』、『エール』、『オールドルーキー』
『ドロップ』、『交換ウソ日記』など、数々のドラマや映画に出演。
12月25日に、クリスマスに、役者デビュー10周年を記念した写真集「One Scene」を
発売されました。
そんな板垣瑞生さんと、
私たちの生活・未来のために出来る身近なアクション、
誰かの笑顔のために出来ること、一緒に考えていきました。
銭湯好きの板垣さん!
実はとある銭湯のSDGsに繋がる取り組みが・・・
板垣さんのファンクラブの名前は「板垣湯」!
銭湯が大好きで、銭湯を経営してみたかった時期もあったそうです。
暖かい空間、裸だけど包まれているような気分だけでもということで、
このファンクラブの名前が付けられました。
実はSDGsに積極的に取り組む銭湯が、豊島区西池袋の「妙法湯」。
SDGsに関するお風呂、その名も「こんぶ湯」に取り組んでいます!
「こんぶ湯」とSDGsの関係を
「妙法湯」の店主、柳澤幸彦さんに。
昆布の養殖と利活用を行う「幸海ヒーローズ」の共同代表で
「こんぶ湯」の活動に関わっている富本龍徳さんに、昆布の凄さについて伺いました。
昆布のヌメリは、マイクロプラスチックや海のゴミ、貝などを引きつけて吸着してるそう!
それをお風呂で洗うとゴミが出るため、
海の昆布がこれだけ汚いものをくっつけてくれって、
うちで洗うことでキレイにできるんだよ、ということを、
小学生と中学生を集めて教えているそうです。
さらに注目すべきは、海の温暖化対策!
光合成の働きが陸の木と一緒で、海の中でも海藻にあるそうです。
そうすると二酸化炭素を吸収して酸素も作ってくれるというところで、
また海が豊かになるため、昆布養殖は、非常に良いとされてます。
ちなみに、「妙法湯」で「こんぶ湯」に使われた昆布は、
障害を持つ方たちが回収し、
その昆布を乾かして、飼料として使ってくれるお茶屋さんを探して契約。
昆布を土に混ぜて育てて、リアル「こんぶ茶」として販売もしているそうなんです!
地域を繋いで雇用を生み、子供たちには教育、昆布は最後まで使い切る。
こうした取り組みが認められて、
柳澤さんは今月、環境省が、環境と社会を良くする取り組みを表彰する
「グッドライフアワード」で審査員特別賞を受賞しているんです。
銭湯でこのような取り組みが行われているということに、SHELLLYも板垣さんも
興味津々でした。
さらに板垣さんがSDGsについて考えるきっかけになった作品に、
『アデル、ブルーは熱い色』をあげてくれました。
青い髪をした美大生のエマに一途な想いを注ぐアデルの愛を
大胆なラブシーンとともに描いた作品で、
板垣さん自身は恋愛対象が女性であり、それが当たり前でしたが、
作品の中でただ純粋に女性に対して恋をしている女性を見て、
自分にとっての当たり前が、すべての人の当り前ではないと
感じさせられましたそうです。
板垣瑞生さんが10年後なっていたい自分、
なっていてほしい社会
10年後、もっと広い世界を知って、
もっと世界を大好きな自分になっていたいという板垣さん。
自分の大好きなひとたち、大切なひとたちが長生きできる社会にする!という
最後の言葉が印象的でした。
次回の放送は1月28日。
ゲストは俳優の白石聖さんです。お楽しみに!
