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SAKE COMPETITION 2019 Part2

今週は世界一おいしい日本酒を決める「SAKE COMPETITION 2019」の
「おつまみグランプリ」に注目。

見事一位に輝いたおつまみについて、プレゼンターとして授賞式に参加された雑誌「GINGER」の編集長、渡邊千帆さんとお送りしました。

GINGERはアラサーの働く女性をターゲットとしている雑誌。人生を豊かにするトピックスとして最近では日本酒の特集を組む事があるのだとか。
日本酒は美容的な観点でも注目を集めていて数年、十数年後も美しくありたい、そんな想いで日本酒に興味をもつ女性も増えているそうです。
それは中田さんも実感していて、クラフトサケウィーク来場者の半数は20から30代の女性だったとか。

今年度から新設された「おつまみグランプリ」。
SAKE COMPETITIONの審査員を務める技術指導者の方々、蔵元などが審査し、
世界一日本酒に合うおつまみが決まります。

初代グランプリに輝いたのは「九十九里浜 蛤酒蒸し」。
製造している千葉県香取市の株式会社 正上、加瀬幸一郎さんは「“和食の神髄”ともいえる日本酒に関わる方々に評価してもらえた事が嬉しい」と語って下さいました。

もともと醤油を作ってきたという正上。今では佃煮など、醤油を使った佃煮なども手掛けています。

今回グランプリに輝いた「九十九里浜 蛤酒蒸し」は九十九里で採れた蛤を酒蒸しにした逸品。
まだ貝が生きている間に、海水を吐かせてお酒で風味付けをするという製法に5年かけて、辿り着いたのだとか。

また使うお酒によって苦みが出てしまうなど、何度も苦労を重ねた結果、地元・千葉の酒蔵、寒菊銘醸の古酒で蒸しあげているそうです。

このおつまみに合う日本酒はどんなものなのでしょうか。
GINGER編集長、渡邊さんは高木酒造の「十四代」をチョイス。
レイチェルさんは日本酒のおつまみ選びは地域で組み合わせる事が多い、
という事で千葉の酒蔵、木戸泉酒造「木戸泉」を挙げました。
作り手の加瀬さんのおススメはやはり、酒蒸しに使っているお酒と同じ酒蔵の「寒菊」。

シンプルな味わいだからこそ、幅広いタイプのお酒との組み合わせが楽しめそうです。
是非ペアリングを試してみてはいかがでしょうか。


※「九十九里浜 蛤酒蒸し」は店舗の他、オンラインで購入する事もできます。

▼株式会社 正上
 場所:千葉県香取市佐原イ3406
 
株式会社 正上 公式ホームページ
株式会社 正上 オンラインショップ

写真

番組後半は授賞式の後のパーティ会場からお届けしました。
各部門でプレゼンターを務めたJ-WAVEナビゲーターの
GAKU-MCさん、レイチェルさん、浦浜アリサさん、マリエさん、前田智子さんと共に日本酒を囲んでの座談会。
 
お酒好きだという皆さんですが、ご自身がプレゼンターを務めたお酒については蔵元の方とお話し、作られた背景を知る事で想いが深まり、味わいも濃いものになったよう。

各部門の受賞結果はSAKE COMPETITIONの公式サイトにも掲載されています。
ぜひチェックしてみてください。

SAKE COMPETITION 2019 受賞結果一覧