2023年10月26日

スポーツの素晴らしさと美しさを伝える。

ゲストはアーティスティックスイマーの小谷実可子さんです。

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小谷さんは現役時代に一度休養宣言をして、長野オリンピックに
尽力された経験があります。

長野オリンピック招致の経験について…
「選手の時は頑張っていれば、誰かが4年に1度オリンピックを
開いてくれるものだと思っていたけれど、
招致活動に携わったことで、開催地決定までに膨大な人とお金と時間と
労力と汗と涙が流されている事を、、、
またそれぞれの立場でオリンピックを成功させたい、
素晴らしいものにしたいと思っている人がいることを知った。」
と話していました。

また今までとは違う新たなオリンピックの価値を知ったからこそ、
招致活動後、すぐに選手復帰し、バルセロナオリンピックに
挑戦したということです。

そんな小谷さん、現在もJOC(日本オリンピック委員会)の常務理事を
担いながら、オリンピックの価値発信や、オリンピアンの皆さんと共に
社会課題解決のための活動を進めています。

▽世界マスターズ水泳選手権 ソロの演技の様子
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最後に、今後の活動について…。
「安部篤史さんと共に頑張って、アーティスティックスイミングは
男女一緒にやるものだ!というものを発信し、男子選手のやってみたいにつなげたい。」

また「”世界マスターズ水泳選手権”80歳以上の部に出ている方には
58歳でシンクロを始めて輝いている人もいるので、
「never too late!」です!」とおっしゃっていました。

今夜の選曲… Pilgrimage / 青葉市子

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2023年10月25日

男子シンクロの歴史 と 混合デュエット

ゲストはアーティスティックスイマーの小谷実可子さんです。

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これまで男性は五輪アーティスティックスイミング(シンクロ)への
参加できませんでしたが、来年のパリオリンピックよりチーム種目に
男性が2人まで参加可能
になり、新たな扉が開かれました。

この男女で行うシンクロは、4大会前の世界選手権から
「ミックスデュエット」が種目に追加されています。
初回から日本唯一の男性シンクロスイマー安部篤史さんが活躍しており、2019年には元ナショナルチームで泳いでいた足立夢実選手と共に
メダルを獲得しています。

安部さん…日本選手権の最初の大会では、
男性用の更衣室が無く一人トイレで着替えたそう。
小谷さん曰く「みんなの期待とプレッシャーを背負って、日本シンクロ界の男性の歴史を本当に切り開いてくれた貴重な存在」ということです。

そして小谷さん、そんな安部篤史さんと共に来年2024年2月に
ドーハで開催される世界マスターズ水泳選手権に混合デュエットで出場されます!!(小谷さん初の試み!!)

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お二人はお誕生日が一緒、足して100歳になります。
これまでも、一緒にアーティスティックスイミング界を盛り上げて
いこうね!という話はしてましたが、、、

小谷さんから今年の誕生日に「お誕生日おめでとう、また誕生日だね、
私と一緒に新たな挑戦をしませんか」というラブコールを送り、
受けてもらったと仰っていました。

今夜の選曲…Porcelain / 青葉市子

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2023年10月24日

小谷さんのシンクロ人生

ゲストはアーティスティックスイマーの小谷実可子さんです。

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小谷さんが、アーティスティックスイミング、、、
当時のシンクロナイズドスイミングに出会ったきっかけは、
9歳の時に水泳の先生にかけられた「向いているからやってごらんなさい」という言葉から。

15歳の時には、当時シンクロ界のトップ争いをしていたアメリカのNorthgate High Schoolへ留学した経験もあります。
アメリカ留学中、存分に練習し褒められ、上達したという小谷さんですが、
人生のターニングポイントは留学後。

というのも、派手な泳ぎが評価されるアメリカと、基本に忠実な日本との、審判の採点基準の違いで、帰国後の点数が伸びませんでした。
弱冠16歳の小谷さんは「日本よりレベルの高いアメリカでは評価されたのだから、審判が変わるべきだ。」と考え自らの首を絞め、転落していってしまいました。

ただ続けていく中で、自分が間違っていると意識を改め、その時から真面目に基本練習に取り組んだことで、着実に順位が上がっていき、、、

そして初めて日本で勝利をつかんだ時に、それまで当たり前だった勝利ではない”苦労の末にある勝ちの喜び”を知り「神様はこの経験をさせるために苦労を与えたんだ。乗り越える必要があって試練をくれたんだ。」と考えるようになったそうです。

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これが小谷さんのポジティブな人生の歩み方にそのまま繋がっているということで、まさに人生のターニングポイントと話していました。

今夜の選曲…Sagu Palm's Song / 青葉市子

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2023年10月23日

30年振りの現役復帰 と あらたな目標

ゲストはアーティスティックスイマーの小谷実可子さんです。

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小谷さんは1966年東京生まれ。
88年のソウルオリンピックで、シンクロナイズドスイミング
(現在のアーティスティックスイミング)の「ソロ」、「デュエット」で、銅メダルを獲得。
92年バルセロナオリンピック後に引退され、
現在は日本オリンピック委員会常務理事はじめ、オリンピックや
教育関連の要職を数多く担当し、国際的に活動されていらっしゃいます。

そして今年8月に開催された『世界マスターズ水泳選手権2023九州大会』
アーティスティックスイミングで、ソロ、デュエット・チームの3種目に出場され、全ての種目で金メダルを獲得しています!

▽スタジオにも3つのメダルを持ってきてくださいました!
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小谷さんは競技という形では30年ぶりに復帰ということで、
そのきっかけは「地元での開催」でした。

世界マスターズ水泳選手権は、2年に1度世界中の様々な地位で開催されるという事で、今年は日本・九州での開催が決まっていました。
小谷さんは、東京2020オリンピックパラリンピックの際に、スポーツディレクターを務めていましたが、大会終了後、楽しく生きるために何か目標が無ければ…と考え、自国で開催される世界マスターズ水泳選手権に興味を持ち、仲間たちと共に「これに出場して盛り上がりたいね」と話した事が最初のスタートという事です。

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小谷さんも出場した「世界マスターズ水泳選手権」
こちら出場の条件は「25歳以上で、登録をマスターズに変更している事」
また出場に当たっては、だいたい10歳くらいずつで区切られた年齢で
カテゴリーされており、小谷さんは50歳以上の部に出場されました。

小谷さん曰く。
マスターズにはスポーツの本当の魅力・意義に気付かされたと話していました。
その人の条件の中での限界を超える…
50歳なら50歳、20代のときより体は動かない・体力もないという中で、その時の限界を超えようとしてることから醸し出される、何かスポーツの魅力みたいなものがあったと仰っていました。

今夜の選曲… Easter Lily / 青葉市子

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2023年10月19日

岡山発のロックライブプロジェクト「中小企業ロック」とは!?

ゲストは、株式会社リプロ 代表取締役社長の岡田謙吾さんです。

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岡田さんは岡山発のロックライブプロジェクト『中小企業ROCK』
実行委員会・代表を務めていらっしゃいます。

こちらのイベントの命名は岡田さん!開催のきっかけはコロナ禍でした。
世の中の価値観が転換し、音楽業界の活動も自粛を余儀なくされ、岡田さん達、経営や企業も様々な影響を受け五里霧中になった時期がありました。
世間全体が不安に陥った状況を、元気にできないか。
全体的に価値の転換が起きている今こそ、異なるジャンルである
「中小企業」と「音楽」を掛け合わせて何か新しい価値ができたら。と
立ち上げたそうです。

そんな『中小企業ROCK』の初回開催はコロナ真っ只中の2021年。
2日間で8つのバンドが出演しており、
岡田さんが所属する「岡田ケンゴ&日本のバンド」も出演していました。

ちなみに岡田さんは学生時代にコロラド州に留学していた経験から
音楽界のロッキーと呼ばれており…(ロッキー山脈より。)
バンドの中で岡田さんはボーカルをしながら曲や歌詞も書いています!

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また岡田ケンゴ&日本のバンドはCD・レコードも販売されています。
オンエアは『PEACH STARS』からの1曲でした。

杭と音楽イベントで岡山を盛り上げる岡田謙吾さんにお話を伺いました。

今夜の選曲… PEACH STARS / 岡田ケンゴ&日本のバンド

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今年も『中小企業ROCK LIVE3』開催されます!

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日時は2023年11月11日(土)
会場は岡山市KURUN HALL OHKオフィス9F

▽公式HPはコチラから!
https://chushokigyo-rock.com/%E4%B8%AD%E5%B0%8F%E4%BC%81%E6%A5%ADrock-live3/

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2023年10月18日

一本の杭の冒険の話『8000キロを渡った杭 オーカスくん』

ゲストは、株式会社リプロ 代表取締役社長の岡田謙吾さんです。

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岡田さんをお迎えし、杭についてお話を伺っていますが、、、
一本の杭が主人公の絵本『8000キロを渡った杭 オーカスくん』が
あります。
こちらは実話で、題名の通り、一本の杭が、アメリカのシアトル
オーカス島へと流れついたというお話です。

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当時、大震災の影響で1年後には瓦礫がアメリカへ辿り着くといわれていました。
岡田さんは、オーカス島に暮らすホエールウォッチングの船長をしている友人に「日本のものが流れ着いていたりしないか?」と尋ねたところ、
当時テレビで取り上げられていた日本の番号と名前が入った杭がある。と教えてもらったそうです。

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杭のプロである岡田さん達がその杭を確認したところ杭の形状などから、
「リプロの商品だ」と気づき、20年分の伝票を調査し、和歌山県日高町に
あったものだと判明。この和歌山からシアトルへの杭の旅を、また街同士の繋がりを表現できないかと、日本ならではの「漫画」で表現しました。

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現在、オーカス島へ旅をした実際の杭「オーカスくん」は
リプロの本社にありますが…
オーカスくんと全く同じレプリカが、和歌山県日高町の
元の場所に戻されてます。

ちなみに杭の名前「オーカスくん」というのは、
岡田さんの友人の船長さん親子が名付け親です。

今夜の選曲… I LOVE PEOPLE /小坂忠

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2023年10月17日

IoT×杭<iRIPRO>とは?

ゲストは、株式会社リプロ 代表取締役社長の岡田謙吾さんです。

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リプロの商品には、再生プラスチック杭とIT通信技術を掛け合わせた
情報杭「iRIPRO」があります。

こちらは、1989年頃に発明されたもので「杭にコンピューターを入れて、現場の杭から、位置情報や動態情報を得られたら!」と開発されました。

杭から得られる情報は様々な場面で利用できますが、
最初は、95年の阪神淡路大震災の際。
土地家屋調査士、電気屋、市の人と支援に入った人々の持っている地図が業界ごとに異なったことで、電線の場所、ガス管の場所などが入り乱れて当時混乱を招きました。この経験をもとに、杭の情報はどこに何があるのか、より正確に把握する事に使えるのではないかとなったそうです。

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この情報化は、スマホの登場で前進し、また杭の情報だけではなく、
杭が動いたという情報をクラウドに飛ばすことで、
危機管理にも利用しようと、国家の予算も付き現在動いています。

杭の動態情報は今後…
私たちの生活にも身近な地震や余震などにも役立つようになりそうです!

今夜の選曲… しらけちまうぜ/小坂忠

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2023年10月16日

ギネス世界記録に認定された会社、リプロ

ゲストは、株式会社リプロ 代表取締役社長の岡田謙吾さんです。

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岡田さんは、1974年岡山生まれ。
神奈川大学・国際経営学部卒業後、空港航空コンサルタンツを経て、
2005年に、プラスチック再生加工品メイカーリプロの常務取締役に。
2013年には、代表取締役社長に就任され、主力商品の「境界杭」を中心に
環境企業として、国内外で事業展開されています。

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境界杭といのは、土地の境にあるもので、土地同士を分ける役割を
担っています。気づいていない人も多いかもしれませんが、
実は足元を見てみると沢山見つけることができます!

1971年に設立され、2021年には50周年を迎えた株式会社リプロ
杭の世界シェアは33%で「2021年度プラスチック杭の販売実績世界一」ということでギネス世界記録にも認定されています。

またこのプラスチックの境界杭というのは、
現場で出たゴミを収集し工場で溶かし、さらに杭の形に加工し、お客さんまで出荷するという、オリジナルのリサイクルシステム「マテリアルリサイクル」で作られています。

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このプラスチックリサイクル、、、
会社の設立された50年前には、リサイクルという言葉が浸透していなかったことから会社名の「リプロ」は再生産の意味をもつ「reproduction」の
頭文字をとってつけられたということです。

そんな株式会社リプロの廃プラスチックでできた境界杭、、、
年間約500万本が生産されています!

今夜の選曲… ほうろう/小坂忠

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2023年10月12日

幸せな間取り、幸せな住まい

一級建築士で、空間デザイン心理学協会 代表理事の高原美由紀さんです。

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高原さんが代表理事を務める空間デザイン心理学協会というのは
2019年に設立されたもので、
講座を受講することで資格を取ることができます。

高原さんが空間デザインに興味をもったきっかけは、
小学生の時の引っ越し。
引っ越した部屋が明るいというだけで、ガラリと日々の暮らしの中での
気持ちも明るくなったという経験からきているそうです。


また高原さんの提唱する空間デザインは「風水」とは
全くスタンスが異なります。
風水は、地形・環境を前提にしたものですが
空間デザイン心理学は、人がどう感じるかという部分から
始まっているためです。

青春出版社から出版されている高原さんの著書
『ちょっと変えれば人生が変わる!部屋づくりの法則』は、
リフォームをせずとも、住まいをガラッと変えるヒントが
たくさん詰まっています!

是非皆さんお手にとってみてください。

今夜の選曲… RODINIA / Timo Andres,Conor Hanick

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2023年10月11日

片づけやすい空間作り

一級建築士で、空間デザイン心理学協会 代表理事の高原美由紀さんです。

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高原さん曰く、そもそも人は片づけられない…!

これは空間デザイン心理学というものが、
人間は動物だという考えから始まっているため、
動物は片づけない、人間も片づけないがスタンダード!ということです。

ですが、散らかっているとやはり暮らしにくいため
自然に片付くように家を作ることが重要だと仰っていました。

「自然に片付く・片づけやすい」に肝心なのは、人の通り道にあること。
例えば玄関から入ってリビングに来るまでの途中の収納です。
またどうしても人間は楽をしたいと考えてしまうため
「扉を開ける→部屋に入る→クローゼットを開ける」といった
アクションを減らすことが重要です。

また空間デザイン心理学に日本文化の中で最も近いのが「茶室」です。
「にじり口から、身をかがませて入る」という設計などが、
心理と行動をよく考えられた空間だと高原さん仰っていました。

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そして現在の私たちの家の中で、茶室と同様に内省する場として
「トイレ」の使い方も教えていただきました!

高原さん曰く、トイレが散らかっているという相談は極端に少ないそうで。
コックピットのようなサイズ感、便器に座る姿勢などが
内省の意識に働きやすく、意識的に自分の内側に入りやすい空間です。
高原さんは「自分自身をオンオフするような場として使っていただけたら。」と仰っていました。

今夜の選曲… / Timo Andres,Conor Hanick

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