2022年10月12日

置くだけで売れる本、というお話伺います。

百万年書房』代表取締役、北尾修一さんをお迎えしています。

IMG_4447.JPG

北尾さんが対談した中で、思わず“ドキッ“と
してしまった方がいたとか……。
その方は『ざんねんないきもの事典』をはじめとした
『ざんねんな〜』シリーズ作品の他、
出す児童書はヒット作という編集者、金井弓子さんです。

北尾「金井さんは『毎回、本を出すときには、
置くだけで売れる本を作ろうと思っている』と
仰られました。」

小黒「手帳を出している高橋書店がこんなすごい
本を出して……大手出版社はいいのかって、
思ってましたよ。」

北尾さんと金井さんの詳しい対談の様子は、
最新著書「いつもよりも具体的な本づくりの話を。」
をご覧ください!
https://www.eastpress.co.jp/goods/detail/9784781621043

今夜の選曲……Do It Baby (aka Nice And Easy) / Susan Cadogan

staff| 21:00 | トラックバック(0) | カテゴリー:ゲストトーク

2022年10月11日

ベストセラーを目指さない…?その理由とは。

百万年書房』代表取締役、北尾修一さんをお迎えしています。

IMG_4446.JPG

著書「いつもよりも具体的な本づくりの話を。」には、
「ベストセラーは目指さない」という項目も。
これは北尾さん曰く、ベストセラーを目指すような
本というのは似てきてしまい、書店に多様性が
なくなってしまうといいます。

北尾「それぞれがそれぞれの関心のあることを
本にして、みんなが暮らしていけるくらいに
ある程度、売れる本にしていかないといけないと
思います。」

小黒「百万年書房を作ったときに、仲のいい
書店員さんとかを見つけたんですか?」

北尾「いますが、そんなに多くはないです。
10人、20人繋がりがあれば、自分の
家族を養える程にはなりますね。」

北尾さんも当初は、書店に相手にされなかった
経験も……。
新刊が出るたびに、アタックを繰り返し書店に
置いてもらえるようになったので、
積み重ねが大事だとか。


▼「いつもよりも具体的な本づくりの話を。」の詳しい情報、購入はこちらから。
https://www.eastpress.co.jp/goods/detail/9784781621043

今夜の選曲……Out of the Way / Junior Byles

staff| 21:00 | トラックバック(0) | カテゴリー:ゲストトーク

2022年10月10日

最新著書「いつもよりも具体的な本づくりの話を。」について伺います。

百万年書房』代表取締役、北尾修一さんをお迎えしています。

IMG_4456.JPG

北尾さんは、1968年京都府生まれ。
1993年太田出版に入社され、
『Quick Japan』編集長、文芸誌『hon-nin』創刊など、
編集者として第一線で活躍した後に独立。
2017年出版社『百万年書房』を立ち上げていらっしゃいます。

この『百万年書房』は北尾さん1人の出版社。
自宅をオフィスにして本の出版をされています。
実は、北尾さんのように1人で出版社を立ち上げる
のが増えているんだとか。出版社と書店とをつなぐ
“取次”を通さずに、本を流通させる方法が
増えていることが理由の一つといいます。


そして先月、北尾さんの最新著書
いつもよりも具体的な本づくりの話を。
がイースト・プレスより、発売されました。

北尾「元々はお世話になっている浅草の
Readin’ Writin’ BOOK STOREという
本屋さんから何かイベントをやって
欲しいと言われたのがこの本を作るきっかけでした。
これまで24年……編集をやってきたノウハウ、
出版業界が一番盛り上がっていた時期のそれも
今の出版不況では通じないと思ったんです。
でも、その中でもすごく面白い本を作っている
若い人達に僕が生徒として教えを乞う姿を
お客さんに見せたいなと思ったんです。」

▼「いつもよりも具体的な本づくりの話を。」の詳しい情報、購入はこちらから。
https://www.eastpress.co.jp/goods/detail/9784781621043

今夜の選曲……Place Called Africa / Junior Byles

staff| 21:00 | トラックバック(0) | カテゴリー:ゲストトーク

2022年10月06日

文化の継承の喜びを……というお話、伺います。

英国アンティーク博物館 BAM鎌倉・館長の土橋正臣さんをお迎えしています。

%E5%9C%9F%E6%A9%8B_Blog.jpg

※リモートでのご出演です。

小黒から土橋さんに聞いてみたかったこと
アンティークを集めることで得られるもの…
とは?

土橋「アンティークって、作られてから
100年以上経ったもの、しかも人の手で
作られたものじゃないとダメなんです。
アンティークを引き継ぐということは
人の思いや技術も一緒に引き継ぐという
ことなんです。
なので、集めることで、また次の世代に
引き継ぐことができる…世代を超えた
喜びを感じることができるんですよ。」
5.jpg


▼英国アンティーク博物館 BAM鎌倉
詳しい情報は下のリンクからどうぞ。
https://www.bam-kamakura.com

今夜の選曲……Raytracing / Monobody

staff| 21:00 | トラックバック(0) | カテゴリー:ゲストトーク

2022年10月05日

アンティークとの出逢いとロンドン・タクシー

英国アンティーク博物館 BAM鎌倉・館長の土橋正臣さんをお迎えしています。

%E5%9C%9F%E6%A9%8B_Blog.jpg

※リモートでのご出演です。

土橋さんがアンティークを集めるきっかけに
なったのは、大学院を卒業のタイミング。
卒業旅行として妹さんが留学していた
イギリスに行ったのが、本人曰く
“運の尽き”だったそうです。

土橋「妹のホストファミリーがとてもいい家庭
でした。色々な英国の文化……特にそこの
お父さんが、ジェントルマンとは何か、
と文化を教えてくれたんです。
連れて行ってもらったのは、本場の
ジェントルマンズクラブ……そこに
並んでいた英国のアンティークの数々。
将来は絶対これらを集めたい!と
思ったんですよね。」

%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%BC.jpg

入り口に展示してあるロンドンタクシーも
土橋さんのコレクションの一つです。
様々な形のロンドンタクシーを全て
集めている世界でも随一のコレクター
なんだとか!

土橋「行き先さえ言えば最短距離で
連れて行ってくれるのがロンドン
タクシーなんです。心強い相棒でした。
なので、思い入れがあるんです。
シルクハットを被っていても乗り込める
背の高いタクシーが私の憧れだったんです。
みなさんにもまず、古いロンドンタクシーを
見てもらいたいと思って展示しているんです。」

▼英国アンティーク博物館 BAM鎌倉
詳しい情報は下のリンクからどうぞ。
https://www.bam-kamakura.com

今夜の選曲……Opalescent Edges / Monobody

staff| 21:00 | トラックバック(0) | カテゴリー:ゲストトーク

2022年10月04日

隈研吾氏によって、設計された博物館!

英国アンティーク博物館 BAM鎌倉・館長の土橋正臣さんをお迎えしています。

%E5%9C%9F%E6%A9%8B_Blog.jpg

※リモートでのご出演です。

BAM鎌倉の設計をされたのは
建築家の隈研吾さんです。
元々鎌倉の高校に通われていた隈さんが
この博物館を作る際にこだわった点を
伺いました。
%E5%A4%96%E8%A6%B3_.jpg
土橋「外装は鎌倉彫りを使ったファサード
で、前面の檜を下から上に、彫りの跡を
残して彫り上げたものになっています。
鎌倉の伝統的な街並みと抱き合って、
古いものと新しいものの技術を融合させた
ものになっています。」

そして、この博物館の建築途中で、
かつての家屋の土台が出てきたそうです。
当時の北条家の邸宅の跡地に建てられて
おり、それを隈先生が建築の一部として
応用し、茶室を製作されました。

▼英国アンティーク博物館 BAM鎌倉
詳しい情報は下のリンクからどうぞ。
https://www.bam-kamakura.com

今夜の選曲……Echophrashia / Monobody

staff| 21:00 | トラックバック(0) | カテゴリー:ゲストトーク

2022年10月03日

鎌倉に、英国の歴史と文化を…英国アンティーク博物館・BAM鎌倉とは?

英国アンティーク博物館 BAM鎌倉・館長の土橋正臣さんをお迎えしています。

%E5%9C%9F%E6%A9%8B_Blog.jpg

※リモートでのご出演です。

土橋さんは、1966年新潟県生まれ。
長崎大学薬学部大学院修了後、外資系企業を経て、
株式式会社ファーマブリッジを設立。
2012年に、英国アンティークの輸入や、
イギリス関連イベントのコーディネートを手掛ける 
鎌倉アンティークスを設立されていらっしゃいます。

そして先月、9月23日鎌倉に
「英国アンティーク博物館(BAM鎌倉)」を
オープンされました。
この博物館は、英国のアンティークが
集められたものです。
まず、1階の入り口には実際に使われていた
ロンドンタクシーと電話ボックスの
ヴィンテージが展示。階段を登ると
その傍に英国アンティークの風景画が
並びます。

2階はジョージアン時代……
200年ほど前に使われていたティーポット
などを展示されています。

3階はシャーロック・ホームズの
部屋を完全再現。
4階はヴィクトリア時代に上流階級が
使っていたピアノや蓄音機が……。
階層ごとのコンセプトに沿って展示を
ご覧いただけます。

土橋「物を引き継ぐということを
繰り返し、アンティークの
素晴らしさを若い世代に伝えたいという
博物館なんです。」

▼英国アンティーク博物館 BAM鎌倉
詳しい情報は下のリンクからどうぞ。
https://www.bam-kamakura.com

今夜の選曲……Formaer Islands / Monobody

staff| 21:00 | トラックバック(0) | カテゴリー:ゲストトーク

2022年09月29日

旅を通じて知った、老若男女全員に伝えたい思い

旅人・エッセイストの たかのてるこ さんをお迎えしました。

220929_takano_1.jpg

渡航を控えて2年半...
もう少しコロナ禍が落ち着いた時には、深く構えずに世界に出かけ、
写真をたくさん撮りたい!と、たかのさんは意気込みます。

小黒「こうやって、大学で教えたりして
   子供たちに命の大切さなどを伝えてこられてますけど、
   お年寄りには、何かメッセージないですか?」

たかの「毎日褒めちぎってください!それに尽きますね!
    小黒さん、毎日自分のこと褒めてはります?」

小黒「僕は、”反省しない” が人生のテーマだから(笑)
   どんなに人に迷惑かけても、全然平気ですよね〜」

たかの「うわ!小黒さんのこの仕上がり、は確かに自分を褒めてそうやもん!
    皆がこうなれば良いのに〜!(笑)
    人って迷惑をかけたり、かけられたりして、
    濃厚な思い出と人間関係ができますもんね!」

自費出版シリーズ『生きるって、なに?』の
第3弾『笑って、バイバイ!』は、アフリカで出会ったお葬式に
大きな影響を与えられて書かれたもの。

それは、ある時 アフリカで迎えた自身の誕生日。
現地の方がお祝いしてあげるとバーに案内されたものの、
盛り上がりはイマイチ...せっかくの滞在なのにと
気持ちが落ちかけていた中、”これから葬式行こう!”と誘われたそうで...

たかの「おばあちゃんの写真がポスターみたいに貼ってあって
    そこで人がめっちゃ踊っていて。
    第一会場は古典民族、第二会場はヨーロッパの音楽で...
    え????フェス????みたいな(笑)
    でも、それを見た時に、日本の悲しいお葬式も悪くないけど
    力一杯生きた人が卒業した日を、皆で祝おうっていうのも良くて、
    自分の葬式もこうしてほしいな、と思いました。」

小黒「てるちゃんは、もう自分が死ぬ時のことまで考えてるの?」

たかの「死んだ時のこと考えますよ!毎日が遺言やから。」

たかのさんの人生を生きるヒントが詰まった
自費出版シリーズ『生きるって、なに?』、ぜひ手にとってご覧ください。
詳細はこちらから

今夜の選曲:STAND BY MY GIRL / DAN AUERBACH

staff| 21:00 | トラックバック(0) | カテゴリー:ゲストトーク

2022年09月28日

毎日自分を褒める!ケチらない愛の秘訣

旅人・エッセイストの たかのてるこ さんの手がける、
自費出版シリーズ『生きるって、なに?』の
第4弾『世界は、愛でできている』が今年9月10日に発売されました。

220928_takano_1.jpg

新型コロナウイルスや戦争など、
世界中の悲しいニュースを耳にする中でも、
『世界は、愛でできている』ということを、伝えたいと書かれたそう。
表紙を飾る笑顔は、インド・ラダックで出会った少女です。

たかの「自分を褒めること、自分への愛が足りてない、
    ドケチやなって思ったんです。これ、2年ぶりの本なんですけど
    本が出た時にしか自分のこと褒められなかったら、
    2年に1回しか自分褒められないんですよ。なんてケチな!
    毎日、今日生き延びた自分を、なんで褒めてあげられへんのや!
    ケチってたわ自分への愛〜!人から褒めてもらうのを待たなくても!」

人生の生きるヒントを伝え続けるたかのさんは、
全国各地で行われている講演をされる際、
ご自身が訪れた国で撮影してきた映像を上映されます。

言語が苦手でも、世界中の人とコミュニケーションが取れて
コレだけ旅ができるということをまず伝えることで
参加者のハードルを下げています。

小黒「写真を見せながら語るんですか?」

たかの「そうです!レディーガガも、大谷翔平も、
    ご飯食べて、トイレ行って、寝てるだけやから!
    みーんな、やってること同じですよ〜!って」

小黒「ノリが岸和田のようだね(笑)」

たかの「爆笑ライブのように皆でワハハって笑って、
    最後には『心配しない!心配するなら行動する!』って
    自分に呪文をかけて終わります(笑)」

今後も自費出版シリーズ『生きるって、なに?』は
ライフワークとして書き続ける予定、とたかのさん。
これからどんな本ができるのか、まだまだ楽しみです。

期間限定の4冊セットはこちらから。
第4弾『世界は、愛でできている』発売記念 4冊セット(サイン・メッセージ入り)


今夜の選曲:SHINE ON ME / DAN AUERBACH

staff| 21:00 | トラックバック(0) | カテゴリー:ゲストトーク

2022年09月27日

自費出版で伝えたい、生きるヒント。

旅人・エッセイストの たかのてるこ さんは、
2018年にシリーズ本『生きるって、なに?』の自費出版を始めました。

220927_takano_1.jpg

500円で販売したい、という一心で始められたそうで
現在は全国の書店や、オンライン通販なので購入が可能です。
詳細はこちらから

この書籍を書き始めたきっかけは、授業を担当していた大学生から
”生きてる意味が分からない" と質問されたこと。

たかのさん自身も、人生に悩み、生きるのがツラいと感じた経験があったそうで、
そんな自分でも前向きになれる文章を!と本を書き、
相談してきてくれた生徒にプレゼントしたのだとか。

小黒「この『生きるって、なに?』は、その子を救ったんですか?」

たかの「この本の中に”迷惑をかけても良いんだよ”っていう
    フレーズが出てくるんです。
    日本って、人様に迷惑をかけたらアカンって言われるじゃないですか。
    だからその子も、悩みがあっても人に話せなかったんですよね。
    私の文章を読んで、自分が困った時
    人に助けを求めようと思いますって言ってくれて
    無事に大学も卒業して、楽しく北海道で生きてますよ。」

小黒「僕もこれ読ませて頂いて...文章が素晴らしいね。詩人のよう。」

たかの「ホンマですか?!!!? あら〜〜〜詩人になりたかったんです!!」

小黒「もう詩人でしょ」

そんな前向きになれる『生きるって、なに?』を2018年に出版された後、
全国各地から、学校や自治体からの公演依頼が殺到。
生きることに悩んでいる人の話を聞いてきた中で、
シリーズ2冊目の『逃げろ 生きろ 生きのびろ!』が完成しました。

たかの「一番言いたいことをタイトルにしました。
    今、日本に人間が住んでいるのって、アフリカから逃げてきたからですよね?
    嫌なことがあったり、寒いのが苦手とか、美味しいもの食べたいとか、
    色々な理由があって、世界中に人が逃げたんですよね!
    7000万年分、1回も途切れずにアフリカから、勇気を持って逃げた
    先祖が繋がっていると思ったら!逃げるのは、人間のお家芸ですから!
    心がへし折られたら、命最優先で逃げて欲しいんです。」

3冊目は死をテーマにした『笑って、バイバイ!』。
インドネシア・バリ島で出会った男性が表紙。
思わず手が伸びるほどの、素晴らしい笑顔です。

死をタブー視し、懸命に生きた命に対して
”身内の不幸"や"可哀想" と表現している日本で
もう少し、死をポジティブに感じて欲しい、と書かれました。

今夜の選曲:LIVIN' IN SIN / DAN AUERBACH

staff| 21:00 | トラックバック(0) | カテゴリー:ゲストトーク


バックナンバー

カテゴリー