2009年10月21日

大切なのはコミュニケーション

「コミュニケーションが大事だとつくづく思う…」
俳優の永島敏行さん青空市場の6年を振り返って改めて思うんだそう。月1回でも確実に人が来てくれて、お互い情報交換をして行く。そして毎回来ている人同士が友達になったり…まるで井戸端のようです。ただモノを売るだけではなく、そういう場でありたいとおっしゃってました。

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青空市場 次回は今週末です!
 ■10月23日(金) 11:00〜19:00 / 10月24日(土) 10:00〜16:30
 ■東京・丸ビル 1F マルキューブ


今夜の選曲: THINKING ABOUT YOU / NORAH JONES

2009年10月20日

生産者が主役!「青空市場」

俳優の永島敏行さんが主宰されている青空市場。すでに34回も開催されています。6年前に、銀座のビルの9階にあるレストランで始められたそうで…ビルの9階に誰か来てくれるのか心配されたそうですが500人の来場者があり、3ヶ月に一度の開催でお客様は1000人に増え、場所をいろいろと変えたそうです。そして2年前からは、東京国際フォーラムで定期的に開催されています。
nagashima_tue2.JPG この青空市場は、生産者の方が直接、消費者にモノを売るマーケット、調理法なども教えてくれるそうです。生産者の方々は消費者とダイレクトに繋がる場として、消費者の反応も見れるということから励みにもなっているとか。
『世界には、生産者と消費者がコミュニケーション出来る市場があるのに、日本にはなかった。だからやってみたいなぁ…それが青空市場を始めたひとつの理由』 nagashima_tue.JPG
今夜の選曲: COME AWAY WITH ME / NORAH JONES

2009年10月19日

米作り16年!

永島敏行さんは俳優として、映画、テレビ、舞台にと活躍されていらっしゃいますが、なんと、米作り16年というキャリアがあり青空市場も東京国際フォーラムで定期的に開催されています。 nagashima.JPG
nagashima_mon.JPG 米作り…きっかけは、大学時代の野球部の仲間が秋田県十文字町で映画祭をはじめ、十文字に通っているうちに米作りに挑戦してみようと思ったのだとか。また、娘さんがまだ小さかったので思いっきり泥遊びをさせてあげたいという気持ちもあったそうです。でも、地元の人には米作りは遊びじゃないから本気でやれと言われ、本格的に取り組んでいったそうです。

今夜の選曲: SUNRISE / NORAH JONES

2009年10月16日

10月19日から23日のゲストは

俳優の永島敏行さんです。
米作り16年、農業の力や可能性について伺って行きます。

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2009年10月16日

家庭菜園で永田農法を実践中

住友化学株式会社ベクターコントロール事業部事業部長の水野達男さんは北海道大学農学部のご出身。趣味が家庭菜園で、しかも永田農法を実践中なんですって。
今収穫出来るのは、トマト、オクラ、ピーマン、小松菜、ネギ、ニラ…。
一週間7日のうち2日は自給、週末は育てた野菜を調理して家族に振る舞う…これも実践中なんだとか。

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今夜の選曲: PRISONER OF LOVE / JAMES BROWN

2009年10月15日

アフリカでの工場運営。働くという概念が無い!?

住友化学株式会社ベクターコントロール事業部事業部長の水野達男さんをお迎えして3日目。

マラリアの発生地域の90%がアフリカ。そこで東アフリカのタンザニアにオリセットネットの工場を作ったそうで、4000名の従業員は現地タンザニアの人。しかも85%が女性!ところが…タンザニアには<働く>という概念がないので、まず最初の教育が大変なんですって。 mizuno_thu.JPG
mizuno_thu2.JPG オリセットネットの売り上げの一部は、識字率をあげようとアフリカの教育支援に使われています。これまでに小学校を7校建設、そして現在も1校建設中、また教員の宿泊施設建設などにも使われているそうです。


今夜の選曲: GOOD GOOD LOVIN' / JAMES BROWN

2009年10月14日

マラリア対策用の蚊帳、オリセットネットとは?

マラリア撲滅へと期待を寄せられているのが、住友化学株式会社が開発した、マラリア対策用の蚊帳「オリセットネット」。
蚊帳の糸の樹脂に殺虫剤が練り込んであって蚊が触れると気絶し、その後死んで行くそうです。蚊取り線香と同じような成分で、人間にはもちろん問題ありません。
実は、ペットのノミを傍受するための首輪がすでにあって、その技術を生かした製品なんだとか。
現地の人には、国や国際支援で無料で配布されているそうです。

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今夜の選曲: I GOT YOU(I FEEL GOOD) / JAMES BROWN

2009年10月13日

ベクターコントロールとは?マラリア感染の実情

住友化学株式会社ベクターコントロール事業部事業部長の水野達男さんをお迎えする4日間。
ベクターコントロールとは、ベクター:感染症を媒介する害虫のことで、この害虫を傍受するものとして「ベクターコントロール」という言葉があるのだそう。そんなベクターコントロール事業部の水野さんの仕事の中心となっているのが、マラリアや感染症対策用の製品の研究・開発・販売。

mizuno_tue.JPG マラリア…日本ではあまり現実味を帯びていないので現状を知らない方も多いと思います。現在、全世界で5億人が発症すると言われていて、発症地はアフリカが90%以上、そして東南アジア、南アメリカが中心なんだそうです。5歳以下の子供や妊婦が感染すると、致命傷となる場合がある大変な病気。

マラリアは「ハマダラカ」という蚊が媒介して発症する病気で、このハマダラカが原虫を持っているときに刺されると感染してしまうのだそう。だから、ハマダラカに刺されたからといって感染する訳ではないんですって。

今夜の選曲:FUNKY PRESIDENT / JAMES BROWN

2009年10月09日

10月13日から16日のゲストは

住友化学株式会社 ベクターコントロール事業部事業部長の水野達男さんです。
マラリア対策用の蚊帳、オリセット・ネットのお話を中心に、たっぷりと伺います。

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2009年10月09日

書家として

紫舟さんが書家になってから日常で気を付けていることは「ときどき、今いる場所を離れること」。好きだからといってやり続けると、心や体が疲れるので気をつけているそう。好きな食べ物も食べ続けると、体を壊したり…。

そんな紫舟さんの座右の銘は「テキトー」!それくらいがいいんだそうです。また、物事の適切で適当な状態を見極められる目を持てたらともおっしゃっていました。


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2009年10月08日

企画監修したラヴレター・プロジェクト

書家の紫舟さんが企画監修された書のイベント「Love Letter Project '2009」が 、10月10日(土)と11日(日)の2日間、恵比寿ガーデンプレイス「ザ・ガーデンルーム」で開催されます。

誰かからもらった愛情を、次の誰かに届けたい…そんな思いから始まったイベントで、今年で3年目。
今回のテーマは「大人から子どもへ、子どもから大人へ届けるラブレター」。当日は、相手のことを思い書に託すワークショップも行われるんですが、もちろん誰でも参加OK!「Love Letter Project '2009」からご応募ください。
そして展示ゾーンではNHK大河ドラマ「龍馬伝」(2010年)題字の原画や、著名人の作品なども展示されるそうです。

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2009年10月07日

海外でも活躍中、目指すは文化の域を超える

書家の紫舟さんは海外でもいろいろな場所で、パフォーマンスや作品を出展されています。
一番挫折したのは「ベネチアビエンナーレ」なんだそう。1ヶ月に渡り、展示やパフォーマンスをし、拍手をもらったけど…それは珍しいものに対する拍手だと感じたそうです。文化の域を超えていない…それは目指すところではないと挫折したとか。

今後、海外でやってみたいことは「ハリウッド映画の題字を書くこと」。ハリウッドではほとんどフォントが使われていますが、その映画の象徴的なシーンや、監督の一番伝えたい思いを込めて題字を書けたら…と思っていらっしゃるそうです。

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今夜の選曲: DRAGONFLIES / EDDI READER

2009年10月06日

生まれは和紙の町!

書家の紫舟さんは愛媛県の出身で6歳の頃から書道をはじめたそうです。生まれた町は紙の産地、手透きの和紙が身近にあったとか。そういった土地柄から書道が活発な町で、高校の書道部は大きな賞をたくさん取っていたそうです。
shisyu_tue.jpg 2001年、書家としてデビュー。大阪の小さなギャラリーで個展を開催したのをデビューとしているそうで、最初の一年は個展開催の活動だけ。その後、自分の書がラベルになったりテレビに出たらいいなぁと思い、デザイナーの人に自分の書を送って売り込んだそうです。
今夜の選曲: IT'S MAGIC / EDDI READER

2009年10月05日

来年のNHK大河ドラマ「龍馬伝」の題字を手掛けました

来年のNHK大河ドラマ「龍馬伝」の題字を手掛けられた、書家の紫舟さん。激動の時代を生きた龍馬の若いこころざしを書に託し、筆や紙を変えながら何百種類も書いたとか。
紫舟さんのそのスタイルは「単なる情報としての文字ではなくて意思を吹き込む」。掛け軸など美術品としての要素というよりは、文字を表現することに特化していきたいのだそうです。例えば「命」。生まれたばかりの「命」と、ガンを克服した「命」は異なる訳で、その字を書き分けられる書家になりたいとおっしゃっていました。 shisyu_mon.jpg
今夜の選曲: CLARE / FAIRGROUND ATTRACTION

2009年10月02日

10月5日から10月9日のゲストは

書家の紫舟(ししゅう)さんです。

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紫舟さんの作品は、NHKの美術番組「美の壺」や「沸騰都市」の題字、マックスファクターSK-IIの広告の「力」という文字浜崎あゆみ、ミュージックビデオ「月に沈む」の題字、アサヒビールの「濃醇梅酒」ロゴ や、白鶴酒造、TVコマーシャル…といろんなところで目にすることができます。
そして、来年のNHK大河ドラマ「龍馬伝」の題字も手掛けられています。

2009年10月02日

帰国して10年、次は?

小学校や中学校を中心に、年に100回も公演を行っているという、株式会社ミキハウスの坂本達さん

これまでにギニアの井戸掘り、ブータンの学校作りなど、さまざまなプロジェクトを展開していらっしゃいますが…世界一周から帰国して10年。現在は新しい本を執筆中で、どうやらギニアの診療所建設プロジェクトの模様をおさめたものだとか。来年4月に出版予定だそうです。

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今夜の選曲: I'M ONLY SLEEPING / BEATLES

2009年10月01日

まだまだ続く旅の恩返し、ギニアで診療所建設と学費の援助

株式会社ミキハウスの坂本達さんは、ギニアに井戸を作っただけでは終わらず、次に手掛けたのが診療所作り。命の恩人のドクターが診療所が欲しいということで、作ったそうです。それまで村の人口が7000人もいるのに、診療所がなかったそう。診療所は今年の4月に完成しました! さらに、診療所で働くお医者さんがいないと、ということで、医学生へ奨学金制度も設立されたそうです。
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また、坂本さんはブータンで「幼稚園&小学校建設プロジェクト」も進め、こちらは今年の5月に完成したそうです。
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今夜の選曲: GIRL / BEATLES

2009年09月30日

旅の恩返し、ギニアの井戸掘りプロジェクト

ギニアの井戸掘りプロジェクトをスタートさせた坂本達さん。話し合いから実働まで3年、4回ギニアに渡航したそうです。(作るのを手伝うと言ったのに、作ってあげるととらえられ、その誤解を解くだけで2年かかったとか!)でも、実働からは半年で完成!!井戸を管理するための水管理委員会も設置したそうです。

井戸が出来るまでは、往復1時間かけて水を汲みにいっていたという村の人々。井戸が完成して5年経った今、村では病気が減り、雰囲気も明るくなったそうです。

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今夜の選曲: LOVE YOU TO / BEATLES

2009年09月29日

自転車世界一周旅の途中の、人生を大きく変えた出来事

坂本達さんは4年3ヶ月をかけて自転車で世界を巡られたんですが、途中、西アフリカのギニアで命を落としかけたんだそう…。マラリアと赤痢を発病、村のお医者さんは村に残っていた最後の薬を坂本さんのために使い、村長さんは週に一度の肉の日の鶏肉を出してくれ、村の人たちは何かと身の回りのお世話をしてくれたんだとか。 7〜8日寝ていたそうですが、自分の命があるのも、あの時のお医者さんの決断があったからこそ…と振り返っていらっしゃいます。
IMG0043_S.JPG こちらは当時の写真。療養中、村を散歩しているとみんなが心配して声をかけてくれたんだとか。
帰国してから3年。世界一周のフォトエッセイ「やった」の印税で何か恩返しが出来ないかと考え、村長に一番欲しいものを聞いたそうです。答えは「きれいな水」…水があれば病気にならずに済むから。そこから井戸掘りプロジェクトはスタートしました。 sakamoto_tue.JPG
今夜の選曲: NOWHERE MAN / BEATLES

2009年09月28日

4年3ヶ月の有休を取って、自転車世界一周の旅へ!

坂本達さんは株式会社ミキハウスの社員でいながら、4年3ヶ月の有休を取って自転車で世界一周の旅へ!
s011.jpg 入社したとき社内にオリンピック選手がいて、お金をもらいながら夢を叶えられるなんて…自分も夢で生きていけたらいいなぁと思ったことがキッカケだそう。もともと自転車で世界一周という夢があったそうです。
そんな坂本さんは日本で生まれ、小学生の頃は4年間フランスにいたそう。日本に帰国後、小学校に当時フランスで流行っていたバミューダパンツを着ていったら「なんだ、そのズボン」といじめにあったとか。回りの目をするようになり、かなり落ち込んだそう。そんなときにお父様が世界地図を広げ「世界は広いんだよ」と教えてくれ、世界へ行ってみたくなったのだとか。 sakamoto_mon.JPG
今夜の選曲: YOU WON'T SEE ME / BEATLES


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