ポッドキャストのリスナーが求める情報とは? アンケート結果を紹介

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ポッドキャストのリスナーが求める情報とは? アンケート結果を紹介

ラジオリスナーは、ポッドキャストをどのように楽しみ、何を求めているのだろうか? J-WAVEの無料会員組織「J-me」の登録者を対象に実施したアンケート結果から読み解いていく。

・調査対象:J-me会員1,175名
・調査期間:2022年3月18日(金)~3月25日(金)

ラジオリスナーはポッドキャスト聴取も積極的

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まず、「週にどれぐらい聴いているか」という質問。2021年に一般男女10,000人を対象に実施された「PODCAST REPORT IN JAPAN ポッドキャスト国内利用実態調査2021」(朝日新聞社、オトナル)では、月にポッドキャストを聴くユーザーの割合は14.4%だった。一方、今回のアンケートでは、37%がポッドキャストを聴くことが判明。ラジオリスナーは「耳で楽しむ」ことに積極的な様子がうかがえる。

分数は30分以内が18%、30分~1時間が9%、1~2時間が6%、2~3時間が2%、3時間以上は2%となった。

どのサービスでポッドキャストを聴取している?

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聴く際に利用するサービスは、Spotify、Apple、Amazonで約7割と、3大プラットフォームの強さがわかる結果に。そんな中、ラジオクラウドが10%、J-WAVE発の音声配信サービスSPINEARも13%と健闘。ともに、ポッドキャストオリジナル番組のほか、地上波ラジオと連動したコンテンツも多いサービスだ。

「ながら聴き」で日々に溶け込む

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「どのタイミングで聴いているか」という問いは「移動中」が最も多く、次いで「休憩中」、「家事中」や「趣味の作業中」にも回答が集まった。"ながら聴き"の需要が見てとれる。
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具体的に何を聴いているか、「ワードクラウド」で集計。注目度が高いワードが大きく表示される仕組みだ。

「アフター」は、TBSラジオ「アフター6ジャンクション」だと推測できる。「WORLD」が含まれる番組としては、堀 潤や津田大介などがニューストピックを掘り下げる「JAM THE WORLD - UP CLOSE」や、 Apple Podcasts の「2020年のベスト番組」を受賞した「INNOVATION WORLD ERA」、葉加瀬太郎がゲストに旅の思い出を聴く「WORLD AIR CURRENT」が挙げられる。「オーバー」は、ジェーン・スーと堀井美香が語らう「OVER THE SUN」、性にまつわることをやわらかく語らう「わたしたちのスリープオーバー」が該当する。行動を示すワードとしては「心地よい」「聞き流す」「捗る」などが見られた。

ポッドキャストで得た情報、約半数が「のちに調べる」

ポッドキャストで得た情報を聴いたあとに検索する人は約半数。商品などを購入したことがある人は約20%だった。

どんな番組が求められている?

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どんなコンテンツを聴きたいか、再び「ワードクラウド」のデータを紹介。ジャンルとしては、「お笑い」「音楽」「スポーツ」が目立つ。「朗読」「裏話」など、地上波では聴けないコンテンツを求める傾向もあるほか、「語学」「英語」「歴史」など学びに繋がるワードもある。「面白い」「詳しい」「興味」などのワードが入っていることを考えると、「楽しく聴ける番組」「テーマを深掘りしてくれる番組」が人気を集めるのかもしれない。知的好奇心やファン心理をくすぐる内容かどうかがポイントと言えそうだ。
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