2018.9.24 mon. 18:00-20:55
vol.2エストニア
ナビゲーター
クリス智子
旅人
コムアイ
〔水曜日のカンパネラ〕
エストニアの森にはキノコがたくさん。
なんと5000年の歴史があるというエストニアのスモーク・サウナ。煙突のない小屋の中で薪で石を温め、その石にお湯をかけて室内をサウナに。汗をかいたら横の池に飛び込みます。
室内は煤で真っ黒。神聖な場所で、昔、ここで出産や病気の治療も行っていたそうです。
カンネルというエストニアの伝統的な弦楽器の工房を訪ねました。
手作業でボディを切り出している職人のミヒカルさん。
ミヒカルさん宅の庭の池の上に張られた、トランポリンで遊ぶ子どもたち。
ミヒカルさんのカンネルを日本に連れて帰りました。
いよいよ旅のハイライト。南エストニア・ヴォル地方の森の中。
森の中で朝食を。
スーパーヴィーガンシェフでショコラティエのアイヴォさんに用意していただきました。
森のメガホンと呼ばれる自然の中のインスタレーションの前で、マリ・カルクンさんに演奏していただきました。
南エストニアの旅の拠点としていたのは、サウナ系宿泊施設「サウナマー」。敷地内にいくつもスモーク・サウナがあります。
サウナ帽も完備。
シェフ・アイヴォさんの子どもたちも、サウナ帽がお気に入り。
道の脇にある木には、亡くなったひとの魂を、家のすぐ近くの木に宿すという十字架が。
エストニアの音楽と自然と魂を全身で感じる、4泊6日のバスの旅でした。
Native Music Note
〜エストニアのNative Musicをさらに深く知るアルバムたち〜
KULLAKARVA / TRAD.ATTACK! [2017]
伝統音楽に現代の感覚やエッセンスを融合し、独特な世界観を作り上げるエストニアの国民的3ピースバンド。エストニアの民謡歌手や楽器演奏家達のアーカイヴ音源からインスピレーションを受け再構築！ まさに、トラッド・アタック！ 12弦ギター、ドラム、ホイッスル、バグパイプ、ハープ……などを巧みに演奏し、グルーヴを生み出している。
Ilmamotsan / Mari Kalkun [2018]
エストニアを代表するシンガーソングライター。エストニアの音楽賞で最優秀新人賞にノミネートされるほどの実力派。伝統的民族楽器カンネルを弾き、透き通った声で歌う。
Ebaõiglase uni / Tintura
フィドル奏者でエストニアの伝統音楽研究家のKaroliina Kreintaalさん率いる伝統とデジタルを融合させてたグループ。
STORIED SOUNDS / Tuulikki Bartosik [2017]
エストニアの自然や伝統に深く根ざしたサウンド。フリーベース・アコーディオン奏者トゥーリキ・バートシク。様々な出会いや音楽への想いに彩られた、自然の中で録音された曲を含む初のソロアルバム。
バルト三国の合唱音楽選集 Vol.1 [2003]
エストニアの第2国家と言われる「我が祖国、我が愛」収録。歌う民族と言われるエストニアでは、5年に1度『エストニア歌と踊りの祭典（ユネスコ世界無形遺産）』という野外コンサートを開催。130万人の人口に対して、歌い手3万人＆観客30万人が終結するそう。
2018年10月4日(木) NATIVE MUSIC SHOWCASE vol.2
～エストニア編～ 開催決定！
独立100年の記念の年にエストニアの過去と未来をつなぐ3組のアーティストが来日。
出演
トラッド・アタック
伝統音楽に現代の感覚を融合した３ピースバンド。ふくよかで広がりのある大音量サウンドは、エストニアの音楽シーンを根底から覆した。
マリ・カルクン
南エストニアにルーツを持ち、エストニアの自然や詩、民族音楽にインスパイアされた瞑想的な雰囲気の楽曲が特徴の歌手・作曲家。
ポルカドット・アコーディオン
トゥーリキ・バートシクと、かとうかなこによるアコーディオンユニット。
2018年10月4日(木) OPEN 18:15／START 19:00
CAY（東京都港区南青山5-6-23 B1F）
一般 前売り4,000円／当日4,500円
学生 前売り2,500円／当日3,000円
※全席自由・1ドリンク600円別途
お問い合わせ ハーモニーフィールズ 電話：0798-55-9833
主催
株式会社ハーモニーフィールズ
株式会社シャ・ラ・ラ・カンパニー
後援
駐日エストニア共和国大使館
日本・エストニア友好協会
バルティックフェスタ事務局
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